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残酷絵巻はじまりはじまり2
「・・・我慢、好きなんだよね、良かっただろ」
ガキの顎を掴んで、顔を上げさす。
えずき、むせる苦しげな顔。
何故か僕の胸も苦しい。
でも、ガキは僕を睨みつけた。
僕にこんな真似出来るのはコイツくらいだ。
他は全員殺したからね。
「・・・そういうの止めろよな」
ガキはむせながら言う。
「・・・何をやめろって?」
このガキ、まだ何を言うつもりだ。
胸が冷えて残酷な気分が増す。
絶対に殺さないと決めているけれど、絶対に離してなどやらないけど、手足を切り落として抱いてやろうか。
それでもいい。
死なないんだし。
手足なんてなくてもいいんじゃないか?
手足などなくてもコイツが可愛いのは変わらない。
「俺はちゃんとあんたが好きだから安心しろって言ってんだ。こういうあんたも殺しているあんたも大嫌いだけど、でも、それでもちゃんと好きだから離れないっ て言ってんだろ、いつも!」
怒鳴られた。
・・・。
何だろ。
何でだか、苛立ちが消えた。
「・・・お前は僕が好きなんだな?」
何故か出る声も明るい。
「くどい!」
怒鳴られた。
この僕が。
それでも腹が立たない。
「・・・ごめんなさい」
素直に謝る。
「いつかあんたも無理やり喉に突っ込んでやってやる」
凄い目でガキが言った。
そう言いながら僕を見て、勃たせているので、冗談ではないだろう。
このガキは散々僕にヤラレているくせに、僕の穴を隙があればと狙っているので、本気で喉の奥も狙われそうだ。
「・・・それは嫌だ」
僕は苦笑いする。
僕は男は抱くが、抱かれる気はない。
僕が毎日抱いて可愛がっているこのガキは、元々は男を抱きたい方なので、実は僕を狙っている。
ややこしいので、ガキには抱かれる方でもう我慢して欲しいのだが、ガキはいつか僕を抱くことに生きがいをみつけてしまっているわけで。
「・・・絶対してやる」
ガキの目が本当にヤバくなってきたので、早々にガキをメス にしとくことにした。
「ごめんね、本当にごめん・・・乱暴なことしてごめん」
抱き寄せる。
優しい気分にはなったが、殺した後はしたくてしたくてたまらない。
ガキを貪りたかった。
ガキの好きな乳首を舐めてやる。
そして、穴に指をいれてやる。
ガキは悶え、声をあげ。
可愛いメスになる。
僕に入れられるための。
僕の、僕だけの。
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