「こんなんしてる場合やないんやないんか」 　ボクは言う。 　多分、奴らは何かしてくる。 　あの子を遊びで潜入させたわけじゃないだろう。 　対策をたてないと。 　息が荒い。 　声がかすれてしまう。 　呻く。 　アイツがボクのモノの先を執拗に舐め、吸うから。 　「こんなにガチガチにしといて、何言うてんの」 　ボクの股の間からアイツに上目遣いで笑われたら、ボクはアイツの髪を撫でるしかない。 　「飲んだるから、出し・・・」 　優しく言われ、またアイツの舌や唇に追い上げられていく。 　何でそんなにうまそうにしゃぶるんや、なんてそんなにいやらしい顔するんや。 　音を立てて吸われ、目や耳からの刺激も凄すぎて、ボクは呻いてしまう。 　「出る・・・」 　ボクは呻いた。 　アイツの暖かな口の中に出す。 　気持ちいい。 　飲まれる。 　残ったものさえ、唇で扱かれらいやらしく吸われる。 　こんないやらしくて、愛しい生き物をコイツの他にボクは知らない。　　 　「ボクの番やな・・・」 　また、口で育てようとするコイツの口から、ボクは自分を引き抜く。 　「オレがまた大きくしたるのに・・・」 　名残惜しそうに言われる。 　ボクのをしゃぶるのがコイツは好きだ。 　「オレで感じるお前、たまらへん、クるわぁ」 　そんなことを平然と言われると赤面してしまう。 　こういうところの性経験の差はまだまだ埋められていない。 　「あんたに触りたいんや」　 　ボクはコイツを床に押し倒しながら囁いた。 　もう尖っている乳首を舐める。 　ボクのモノをしゃぶるだけでコイツの身体はこうなる。 　淫らな身体。 　「はあっ、なぁ、吸うて・・・」 　ねだられる。 　甘く噛んで吸ってやる。 　 「ええ・・・もっと吸うて」 　音を立て 、舐め、吸う。 　「それ、好きや・・・」 　身体を震わす。 　ホンマに可愛い。 　ガチガチにしている、コイツのものを手で軽く扱く。 　もう我慢できなくて、先からだらだらと汁をこぼしている。 　でも、指を離す。 　「・・・やめんなぁ」 　アイツが悶える。 　「あんた、 胸や後ろでイく方が好きやろ？もうちょい我慢し」 　指で乳首を摘まみながら囁く。 　アイツの指がボクのモノへ伸びてくるのを苦笑しながらその手をつかんで、上て押さえつける。 　「たまには受け身で抱かれてや」 　ボクは苦笑する。 　本当に。 　抱かれるのではなく、抱きにくるコイツの淫らさが好きだけど、たまには受け身に抱かれて欲しいのだ。