7 / 13

03

「…………!!!」 「ポチ、来たぞ! 気を抜くな」  茂みから飛び出してきたのは雑魚キャラのモンスターだった。だけど、今まで(レベル1)のものよりも明らかにバージョンアップしたものだ。  レベル1の時のキャラは雑魚キャラのミミズとやぶ蚊だったのに、それが(ヘビ)蝙蝠(コウモリ)に変わっている。ついさっきまでは何度かミミズとやぶ蚊に襲われ、それはなんとか無事に退治出来たけど……。 「あっ! や、やめっ」 「ポチ!」  股間に狙いを定めた蝙蝠がいきなり飛び掛かって来た。それから蛇がうにょうにょとやって来て、背後から俺のズボンの中に潜り込む。 「やめっ、来るなっ!」 「ポチ、攻撃はいいから防御しろ!」  思わず抵抗しようとして、無意味に攻撃してしまった。レベル1のモンスターにならまだしも、こいつらには俺の攻撃は殆ど通用しない。  こんな時はせっかく仲間になったんだし、攻撃はシヴァに任せておくべきだった。俺は少しでもダメージを減らすために、防御で自分の身を守るべきなのに。 「ひ、ひあっ!」 「ポチっ!」  下着越しにズボンに潜り込んで来た蛇が俺のアナルに頭を突っ込んだ。股間の蝙蝠もずり落ちた下着の中に潜り込み、俺の尿道に狙いを定める。 「や、やだぁ……、入っちゃう、入っちゃう!」  ミミズとやぶ蚊の時とは雲泥の差の攻撃に、俺は軽くパニック状態に陥ってしまった。 「ポチ、落ち着け!」  普通にゲームしてた時はダメージなんか全然、受けなかったのに。こっちでは実体がある分、やられるとリアルにダメージを受けてしまう。  それが性的なダメージだなんて。対象年齢は全年齢だったはずだ。なのに、 (――R指定だなんて聞いてないし!)  思えばこっちでの初めての戦闘は、シヴァからがっつり掘られるものだった。つまりはHP=精液のことで、精液を絞り取られたら(射精したら)ゲームオーバー?  今までのミミズとやぶ蚊はギリギリで射精を耐えて来たけど、どうやら今回ばかりは無理っぽい。 「行くぅ……、イっちゃうよぉ」  後ろでは蛇がずぽずぽやってるし、前は蝙蝠がちゅーちゅー吸って来る。ミミズとやぶ蚊の時にもずぷずぷ、ちゅぱちゅぱやられたけど、その時とは明らかにパワーが違ってる。 「ポチ、耐えろ!」 「む、無理ぃ……っっ」  や、やばい、気持ち良すぎるぅっ!  なんで俺こんなに気持ちいいことに弱いんだろ。 「俺以外のやつのでイくな!」  シヴァからそう言われてちょっとだけ回復したけど、やっぱ限界は近い。 「あっ、やっ、そ、そこぉ!」  蛇の頭が前立腺を執拗に責め始め、蝙蝠は尿道辺りをカジカジ甘噛みしている。思わず俺は抵抗(防御)をやめて、乳首を自分で弄り始めてしまった。 「……!!」  そんな俺を見てシヴァが息を飲むのがわかった。シヴァ、ごめん。やっぱ俺、我慢出来ないや。 「乳首いいよぅ! ちんことお尻もぉ……」  ごめんね、シヴァ。もうすぐ、きっとゲームオーバーでゲームもリセットされちゃうよ。  そしたら今度こそ碧人で登録して、シヴァに本当の名前を呼んで貰おう。今になって思えば、ポチって呼ばれるのも悪くはなかったけど。 「……っ、ああっっ!」  それから数分もしないうち、俺はとうとうイってしまった。  シヴァ。  ――ばいばい。

ともだちにシェアしよう!