ああ、もうどのくらいこうしているんだろう。 　もう、どのくらい僕は射精したんだろう。 　もう、どのくらい中に放たれているんだろう。 「はぁ、はぁ、あ！　ま、た、イくぅう！」 　突かれるたびに、軽く達している。 　その合間に、大きな波が来る。 　ずん、と深く穿たれ、勢いよく精を放つ。 「出すぞ」 「はぁ、あ。またぁ？　んぁ、あ。ひぁ、あぁ！」 　熱い慎也の体液が、悠の体内で猛り狂う。 「んッあ！　はぁ、あぁんん！」 　全身を走る、悦びの震え。 　悠は、何度目かの精を吐いた。 （あ……、一緒にイけた……） 　重だるい腕を伸ばし、悠は慎也の首に絡ませた。 　顔がぐっと近づき、慎也は悠に口づけた。 「んっ。くぅ、う……」 （あぁ、幸せ……） 　キスを終え、唇を離すと同時に、慎也は悠から引き抜いた。 　収まり切れない多量の精が、後膣からとろりとあふれ出る。 　それをタオルで拭き取り、改めて悠と抱き合った。 「平気か？」 「あは、は。疲れちゃった」 　うっとりとした眼差しの悠は、くたんと脱力している。 　眠りの神が、彼を浸しつつあった。