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※デート8

※モブレ未遂注意。 大男からの予想外の発言に信は動揺を隠せなかったが―― 「…ッ、そんな事よりお前…葵をどーした…?」 「ッだからっ、、俺は何も知らねーって…っ、」 「嘘つけ。」 「い”っ、、」 信は更に強い力で男の太い腕を捩じり上げ―― 男の口からは変な呻き声とともの全身から脂汗が噴き出す… 「ほっ…ホントに俺は何もっ、」 「…ふ~ん…あくまで白切(しらき)る気か…  ま、別にここで俺が無理してお前に聞かなくても――  これから俺がトイレの中確認すりゃ済む事なんだがな。」 信はチラリとトイレに視線を向ける ―――葵…っ、 「ッ!?止めろっ!!トイレには何も――」 「黙れ。」 信は冷めきった口調で大男に向かってそう言うと 未だに身を捩って信の拘束を振りほどこうと暴れる大男の前髪をグッと鷲掴み… そのまま大男の首が後ろにのけ反るほど頭を後ろに引くと 有無を言わさず大男の頭を思い切り壁にぶつけた ゴッ、、 「がっ…は…っ、」 辺りに一瞬鈍い音が響き… 大男は今の衝撃で脳震盪(のうしんとう)でも起こしたのかのように 力なく項垂れ―― 「うぅ…」 「ほら、シャンとしろ。デカぶつ。」 信がそのダランと項垂れた大男の身体を 後ろ手に拘束したままの腕を引っ張りながら自分の前に立たせると フラつき…碌な抵抗も出来ない程大人しくなった大男を後ろから強く押し―― 大男はな為す術もなく信に押されるがままにヨロヨロとその場から歩き出す… 「…もし俺がトイレのドアを開けて――  中でお前の連れが“俺の葵”になんかしてたら…  そん時は――覚悟しろよ…?」 信のグレーの瞳がアンダーリム眼鏡のレンズ越しに鋭く光り… もはや意識が朦朧(もうろう)としていて 聞こえているかどうかすらも怪しいような状態の大男に向かい信はそう呟くと トイレのドアの前にフラつく大男を立たせ… 次の瞬間 信は大男の横からその長い脚で勢いよくトイレのドアを蹴って開けた… ※※※※※※※※ 「フーッ、フー……ん”~ぅ~…ん”ー…ん”ー…ッ、」 トイレの洗面台に上半身を頭ごと押し付けられ… 両腕をガムテープで後ろ手にぐるぐる巻きにされた葵が 下半身は下着事全部脱がされ… 尻を後ろに突き出す格好で立たされており―― そんな葵を押さえつけている男が上唇を舐めながら 葵の後孔に指を突っ込み… チュプ…クチュ…と卑猥な水音を立てながら 葵の(いや)しくヒクついている(あな)のナカを掻きまわす… 「うっは…コイツやべー…  そんなに慣らしてもいねーのに  もう指三本を美味しそうに(くわ)えこんで――  肉襞(にくひだ)で俺の指をキュウキュウ締め付けてきやがる…っ、  ハッ…コイツとんだビッチだな…清楚そうな顔して…、ッ、」 「ん”ーん”ーッ、ン”ぅー…、」 男はそう言いながら ローションが滴る尻孔(しりあな)を 三本の指で孔の(ふち)を押し拡げるように 更に乱暴にグチュグチュと掻きまわしながら抜き挿しを繰り返す… ―――やだ…やだ…っ、、    もうこんなの嫌だよ…    助けて…    ねぇ誰か助けてよ………    信………ッ! 葵は後から後から涙が溢れ出る瞳をギュッと閉じ… ナカで(うごめ)く男の指に嫌悪しながらも そんな指にさえも卑しく吸い付き… 浅ましく快感を拾おうとする自身の身体を 葵は男の指以上に嫌悪する… そこに今まで葵のナカを掻きまわしていた三本の指がゆっくりと引き抜かれ―― 「さてと…それじゃ――  そろそろコイツを――この美人さんのナカにブチ込むとしますか!」 男はそう言うとジーパンの中から完全にそそり勃ち―― 先走りを滴らせている一物を引っ張り出すと 「さて…と――アナはドコかな~?」 などとらわざとらしく言いながら舌なめずりをし… ローションが垂れ…(いや)らしくヒクつく孔の表面を 先走りが垂れる亀頭の先端でチュッチュッと何度もつついてみせる… 「…いいからさっさと挿れろよ…  お前いっつも前戯が長すぎんだよ!  早くヤっちまわねーとコイツの連れが探しに来ちまうだろーがっ!」 「まあそんな慌てなさんなって。  例えコイツの連れが探しに来たって――  外で見張ってる()っちゃんに敵うはず無いんだから…  ゆっくりと美人さんのアナのナカを味わうべ…」 そう言うと男はいよいよ孔の中心に亀頭の先端を押し当て―― 「ッ!ん”ーん”っ、、ん”ーッ、ん”ぅーーッ、、」 ―――嫌だ嫌だ嫌だっ!    やめて…そんなのもう…俺のナカに挿れないで…っ!    お願いだからっ、    のぼる…    助けて信…っ、 葵は男に押さえつけられながらも身を捩り…頭を振って嫌がるが そんな葵の微々たる抵抗など獲物を前にしたケダモノの前では まったく意味をなさず… 「それじゃあ…いただきま~す!」 男は笑いながら腰をゆっくりと前と進ませ いよいよ孔の縁が男の亀頭の先端で僅かに拡がりを見せたその時 ゴッ、、 「ッ!?」 「何だ…?」 突然トイレの外側から何者かが壁を強く殴るような音が聞こえ―― 「何だ?今の…」 「勝っちゃんが『まだ終わらねーのかよっ!』って外で暴れてんじゃね?」 「あり得る!じゃあ勝っちゃんがこれ以上キレないうちに  さっさとコイツを――」 男が気を取り直し… 再び腰を進めようとした次の瞬間 バンッ!!! と勢いよくトイレのドアが開き―― 「ちわ~~っす!三河屋で~~~す!  お届け物を届けに参りましたよっ、、っとっ!」 その声と同時に―― トイレの中で茫然とする男たちに向け 大男が勢いよく倒れ込んできた…

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