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第64話
太く逞しい首に縋りつくように抱きつけば、キスの深さはさらに増し、サナの口いっぱいにガーシュインの愛が注ぎ込まれる。
飲み込み切れなかった唾液が口角から滴り落ちたが、それすらも気にならないほどサナはガーシュインとの口づけに夢中になっていた。
キュロットの中ではもう、性器が痛いほどに勃ち上がり、サナはガーシュインとの口づけを交わしながら、自らの手でボタンを外し始めた。
それに気づいたガーシュインも、サナのキュロットのボタンを外すのを手伝ってくれ、下着まで下ろしてくれた。
尻の半分まで服を下ろされたそこからは、サナのそそり立った性器が勢いよく飛び出し、半透明な先走りまで零している。
「あ……んっ」
大きく肉球のついた手で、そっと熱を掴まれた。
そして上下に優しく扱かれる。
「ふぁ……あぁ、ガーシュイン……」
解かれたキスを名残惜しく思いながらも、サナの下半身は蕩けるような甘い快感に、自然と跳ね上がってしまった。
強弱をつけながら、さらに愛撫をされれば、身に纏っている衣服が邪魔になって、サナは両肩からコートを滑らせた。
もうすでに白いブラウス越しに、ぷつりと乳首が尖っているのがわかる。
それを目敏く見つけたガーシュインは、サナの性器を扱きながら、大きな舌でそれをブラウスの上から舐め出した。
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