言葉とは裏腹にガーシュインの頭を抱き締め、サナは激しく突き上げられながら、愉悦の涙を流す。 　その反応に、ガーシュインはますます夢中になって、サナの赤い果実を音を立てて舐めしゃぶった。 　下半身を突き上げる卑猥な水音と、乳首を舐めしゃぶる濡れた音色が、ダンスホールに響き渡る。 　まるで、二人の愛の調べのように――。 「だめだ……ガーシュイン……もう、いく……」 「いいぞ、好きだだけいくといい……」 「んっ……あぁぁぁっ！」 　サナはガーシュインの鬣を強く握り締めると、絡ませた脚にぎゅっと力を込めて、白濁を二人の間にまき散らした。 　その時、サナの腸内は激しくうねり、襞の一枚一枚がガーシュインのペニスに甘く絡みついて、彼もまたサナの中に白い熱を迸らせた。 「くっ……！」 「あぁぁ……あ……んんっ！」 　白濁に奥を濡らされて、サナはもう一度果てた気がした。 　熱くて濃い夫の愛情が体内に流れ込んでくるのかと思うと、サナはそれだけで歓喜を覚える。 「あ……待って、まだ……」 　呼吸も整わないうちから腰を抱き直されて、サナは慌てたようにガーシュインの胸に縋った。 「待たない。今日は一度では許さないと言っただろう？」 　口角を上げて微笑んだガーシュインに、サナは相変わらずいい男だ……と見惚れてしまう。