755 / 909

第752話◇

 寝室に来て、ベッドに横になる。 「明日あんまりあくびしてても何か言われそうだから……早く寝ような?」  そう言うと、優月は少し考えて、「言われるかな??」とオレを見つめるので、笑ってしまう。 「さあな……どうだろうな」 「でも確かに蒼くんは、なんかオレには言いそう……」  むー、と眉を顰めながら、優月がぶつぶつ言ってるのでまた笑ってしまう。 「うん。早く寝ようね」  うんうん頷いてる優月の頭を撫でてやる。 「……今日は、何も、しない?」  優月が腕の中からじっと見上げてくる。  まっすぐな大きな瞳。  ちょっと、可愛すぎて見えて、言葉に詰まる。。 「……ちょっとだけ、する?」 「ちょっとだけ……?」 「さわりっこ、とか? なめてあげようか?」 「さわり……なめ……っっなる、ほど……」  赤くなりながら「なるほど」って……。  笑ってしまいそうになるけど、優月は真剣に納得してるみたいなので、何とか我慢。 「……あ。じゃあ、さ、玲央」 「ん?」 「オレから、しても、いい?」 「――――」  にこ、と笑う優月は、ものすごく無邪気に見える。から、一瞬何をしたいのか考えてしまうが。  この状況で、この言い方だと……。 「いつも、なんか……また今度な、て言われるから」 「したいのか?」 「うん。座って?」  手に触れられて引かれて、ベッドに座る。    ――――優月にしてもらうの。  なんか、背徳感があるんだよな……。  脚の間の優月が見上げてくると、ドキ、とする。  フェラするのも、されるのも慣れてるのに。  でもなんか、優月が相手だと……ヤバいんだよな。  一生懸命、舌で舐めて、絡めてくる。  反応して、大きくなっていくオレのに、ちょっと焦るみたいに息を吸う。 「……苦しい?」  その頬に触れて、少しだけ顔を上げさせる。涙目で見上げられると、余計反応する。 「……ん、ん」  苦しそうなのに、オレを喜ばせようと必死なのが伝わってきて、胸の奥がギュッとなる。  前に教えた上顎の裏を、不慣れな舌で一生懸命に。  ――かわいすぎ……。  頭に触れて、少し撫でる。 「……ふ……」  ぷは、と呼吸をして、もう一度。なんか夢中な顔。上気した顔で、潤んだ瞳がオレを捉える。  その熱を孕んだ視線に、オレの方が理性を削られる。 「もういいよ、優月」 「……?」  驚いた顔をする優月を引き上げ、そのままシーツに沈める。 「……なんか可愛すぎて、このままじゃオレが余裕なくなりそう」 「んと……いいよ?」    首を傾げてるのが可愛くて、ふ、と笑ってしまう。 「それもいいんだけど……やっぱり抱きたい」 「――――」  言ったオレの顔を見上げて、優月は、じっと見つめてくる。 「うん」  ふふ、と照れたみたいに、なんだか嬉しそうに、微笑む。  今オレら、何をしてるんだっけ。と思うくらい、可愛い感じで頷かれると。  ――――ただ愛しく感じて。  指先で優月の唇に触れて、開かせる。 「……優月」 「ん……?」 「好きだよ」  キスして、抱き寄せると、また一生懸命応えてくる。  なんかもう。  可愛すぎて、ほんと困るんだよな……。  深くキスして、優月をイかせる。  ……優月をイかせるなんて、ほんとに簡単。一から全部、気持ちイイことを教えた。オレが思うように感じるのが、可愛くてならない。  優月のそこを慣らして、後ろから繋がって、抱き寄せる。 「ん、んん……っ……ァ……」  奥まで入ると、仰け反って、体が一瞬硬直する。 「……イっちゃった? 辛い?」 「……ん、……ぅん……」  枕に顔を埋めるようにして、はぁ、と息を吐く。 「……へ、いき……」  そう言うと、一生懸命振り返ってきて、キスしてくる。 「……好き。れお……」  優月を初めて抱いてから、まだ一か月も経ってない。  でも、オレに抱かれてる間、オレだけを見て、一生懸命応えようとしてるから。それが可愛いし。  すごく、オレも気持ちいいというか――。  相性がいいって、こういうことなのかも。  めちゃくちゃ可愛くてしょうがないと思いながら抱くって。  こんなに幸せなんだなと。優月に触れてると思う。     (2023/11/02) 2026/4/24🛀シーンから寝室へと書き直し。 (2回🛀入ってたから……(^^;💦)

ともだちにシェアしよう!