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第752話◇
寝室に来て、ベッドに横になる。
「明日あんまりあくびしてても何か言われそうだから……早く寝ような?」
そう言うと、優月は少し考えて、「言われるかな??」とオレを見つめるので、笑ってしまう。
「さあな……どうだろうな」
「でも確かに蒼くんは、なんかオレには言いそう……」
むー、と眉を顰めながら、優月がぶつぶつ言ってるのでまた笑ってしまう。
「うん。早く寝ようね」
うんうん頷いてる優月の頭を撫でてやる。
「……今日は、何も、しない?」
優月が腕の中からじっと見上げてくる。
まっすぐな大きな瞳。
ちょっと、可愛すぎて見えて、言葉に詰まる。。
「……ちょっとだけ、する?」
「ちょっとだけ……?」
「さわりっこ、とか? なめてあげようか?」
「さわり……なめ……っっなる、ほど……」
赤くなりながら「なるほど」って……。
笑ってしまいそうになるけど、優月は真剣に納得してるみたいなので、何とか我慢。
「……あ。じゃあ、さ、玲央」
「ん?」
「オレから、しても、いい?」
「――――」
にこ、と笑う優月は、ものすごく無邪気に見える。から、一瞬何をしたいのか考えてしまうが。
この状況で、この言い方だと……。
「いつも、なんか……また今度な、て言われるから」
「したいのか?」
「うん。座って?」
手に触れられて引かれて、ベッドに座る。
――――優月にしてもらうの。
なんか、背徳感があるんだよな……。
脚の間の優月が見上げてくると、ドキ、とする。
フェラするのも、されるのも慣れてるのに。
でもなんか、優月が相手だと……ヤバいんだよな。
一生懸命、舌で舐めて、絡めてくる。
反応して、大きくなっていくオレのに、ちょっと焦るみたいに息を吸う。
「……苦しい?」
その頬に触れて、少しだけ顔を上げさせる。涙目で見上げられると、余計反応する。
「……ん、ん」
苦しそうなのに、オレを喜ばせようと必死なのが伝わってきて、胸の奥がギュッとなる。
前に教えた上顎の裏を、不慣れな舌で一生懸命に。
――かわいすぎ……。
頭に触れて、少し撫でる。
「……ふ……」
ぷは、と呼吸をして、もう一度。なんか夢中な顔。上気した顔で、潤んだ瞳がオレを捉える。
その熱を孕んだ視線に、オレの方が理性を削られる。
「もういいよ、優月」
「……?」
驚いた顔をする優月を引き上げ、そのままシーツに沈める。
「……なんか可愛すぎて、このままじゃオレが余裕なくなりそう」
「んと……いいよ?」
首を傾げてるのが可愛くて、ふ、と笑ってしまう。
「それもいいんだけど……やっぱり抱きたい」
「――――」
言ったオレの顔を見上げて、優月は、じっと見つめてくる。
「うん」
ふふ、と照れたみたいに、なんだか嬉しそうに、微笑む。
今オレら、何をしてるんだっけ。と思うくらい、可愛い感じで頷かれると。
――――ただ愛しく感じて。
指先で優月の唇に触れて、開かせる。
「……優月」
「ん……?」
「好きだよ」
キスして、抱き寄せると、また一生懸命応えてくる。
なんかもう。
可愛すぎて、ほんと困るんだよな……。
深くキスして、優月をイかせる。
……優月をイかせるなんて、ほんとに簡単。一から全部、気持ちイイことを教えた。オレが思うように感じるのが、可愛くてならない。
優月のそこを慣らして、後ろから繋がって、抱き寄せる。
「ん、んん……っ……ァ……」
奥まで入ると、仰け反って、体が一瞬硬直する。
「……イっちゃった? 辛い?」
「……ん、……ぅん……」
枕に顔を埋めるようにして、はぁ、と息を吐く。
「……へ、いき……」
そう言うと、一生懸命振り返ってきて、キスしてくる。
「……好き。れお……」
優月を初めて抱いてから、まだ一か月も経ってない。
でも、オレに抱かれてる間、オレだけを見て、一生懸命応えようとしてるから。それが可愛いし。
すごく、オレも気持ちいいというか――。
相性がいいって、こういうことなのかも。
めちゃくちゃ可愛くてしょうがないと思いながら抱くって。
こんなに幸せなんだなと。優月に触れてると思う。
(2023/11/02)
2026/4/24🛀シーンから寝室へと書き直し。
(2回🛀入ってたから……(^^;💦)
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