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第761話◇

 部屋の中は、すごく広かった。  とにかく広くて、天井が高くて、絨毯が豪華。  めちゃくちゃ開放的な大きな窓からは、さっきの庭が見える。  確かにこの敷地に入ってくる人っていないのだろうから、カーテンとか閉めなくてもいいのか。普通に建ってたら中丸見えだけど。  部屋の奥にはめちゃくちゃおっきなテレビがあって、ソファやローテーブル。なんか、プチ映画館、出来そうなんて思ったり。暖炉っぽいものまで見えたりする。あれって、使えるのかな??と、興味津々。  広い壁には絵が飾られてるし、家具もなんだかすごくお洒落で、照明もすごくデザインが凝ってて、もうなんか……見るところありすぎて、追いつかない。  蒼くんのお家もすごいなーと思ったけど。  蒼くんのお家は、和風なお家なので、雰囲気が全然違う。  希生さんのお家は、完全に洋風。  この二人が仲良しなのって、面白いなぁ……。  なんか性格も全然違いそう。  久先生はのんびりで、希生さんはちゃきちゃきしてる。二人とも優しい感じがするのは、同じだけど。しゃべる速さも全然違うもんね。  趣味とかも違いそうなのに、学生時代からずーっと、仲良しって。  いいなあ。  関係は違うけど。  ……玲央とオレも、そんな風に居れたらいいなぁ。とか。  は、今何考えてたんだっけ。  えーと。 「優月、見たいものいっぱいあるだろ」  クスクス笑いながら玲央が言う。 「うん」  笑顔で頷くと、玲央は、あとでゆっくり見な、と笑う。 「二人も座ったら」  大きなダイニングテーブルのところから、久先生が笑う。 「とりあえず食べよう」  希生さんにも言われて、玲央と一緒に、テーブルに腰かけた。  オレの隣が玲央、その向かいに希生さん、久先生、蒼くんと並んでる。なので、目の前に蒼くん……。  いいんだけど、少しだけ緊張。さっきのこともあるから。目の前で、玲央と並んで見られると、ドキドキするかも。……変なドキドキ。もう色々全部バレてるとは言っても。……からかわれるから。要注意……。なんて密かに思いながら。  玲央とオレが席につくと、何人かの人が入ってきて、食事を運んできてくれた。お手伝いさんたち、かな。目の前に次々と並べられていく和食。 「夜は宴会にしようと思って、昼は和食にしたよ」  と、希生さんは言いながらオレ達を見る。 「ちゃんと食事はつくってるのか?」  そう聞かれて、玲央はオレを見ながら、作ってるよと答える。な? とオレに聞いてくるので。 「すごく美味しいので、教えてもらってます」  そう言うと、希生さんはふ、と微笑んで、「朝も作ってるのか?」とまた玲央に聞いてる。  玲央は、ちら、と希生さんを見て、ちょっとため息。 「……作ってる」  玲央がなんだか嫌そうにそう言うと、自分が聞いた質問なのに、は?と目を剥く。  希生さんは、その答えが返ってくるとは思ってなかったみたいで。  ……そういえば玲央、朝ごはん食べてなかったって言ってたっけ。  希生さんも知ってるんだ。だからかな? すごい反応……。 「朝、食べてるのか?」 「……食べてる。ちゃんと作ってるし」  なんかもう、めちゃくちゃびっくりしてて。  オレは、言おうとした言葉を、なんとなく、引っ込めた。  なんなら、玲央、オレより早く起きてくれて、なんか色々してくれて……あれこれすごく、お世話してくれてる時もあるのだけど。  ……って言ったらきっと、希生さん、もう、びっくりしすぎてたおれちゃいそうな感じだから。  ちょっとやめとこ……。と思った。 (2023/11/14) ここで一度、応援のお願いに来ましたヾ(*´∀`*)ノ 読みたい方だけお読みくだされば。 ちょうどαポリスのBL小説大賞も半分きました。あと半月。頑張ります( ノД`)! 実は前半、諸々あってあんまり頑張れなかった(´;ω;`)ウゥゥ。。。 今、恋なんかじゃないは、10位にいます。2773作品の中でです( ノД`) ありがとうございます♡ ちなみに9位に「秘密の巣作り」が居ます。 ほんとに本当に、ありがとうございます♡ 過去2年の恋なんかじゃないの最終順位は、2年前は8位。去年は9位。 皆さまの応援のおかげで、順位は頑張ってるんですけど。 すみません……賞とかは×で( ̄▽ ̄;) 本にするには長すぎるしな。起承転結ないしな。とか思うところは色々あります(笑) いつもは、よかったらお願いします♡……くらいでしか、書かないのですが。 来年どうしてるかは分からないですし。 3年目。 出来たら、去年一昨年より、上の順位で終われたらいいなあと今なんだか、すごく思っていて。 一度、お願いしてみることにしました。 投票ばかりは読者さまにお願いするしかないので。 でも何度もお願いするのは、パワーがいるので、とりあえずここで…♡ 玲央と優月、他の子たちをお好きでしたら。 私の書くお話をお好きでしたら。これからも頑張れよと思って頂けたら。 応援して頂けたら。嬉しいです。 一番ポイントになるのは投票だそうです。閲覧、感想の書き込み、エール、ブクマ登録も大賞ポイントになるみたい。 閲覧だけはアルファポリスにログインしなくても可能ですが、その他は全部、メアドとパスワードでログインが必要です。 お手間はとっても承知しておりますが…。 この期間だけでも、アルファポリスで応援頂けたら嬉しいです(*'ω'*) 大賞参加作品とか月半分の順位とか諸々については、noteに詳しく書こうと思っているので、 そちらが書けたら、ここは消します(*'ω'*) 投票がまだの方で、玲央と優月に投票してもいいよという方がいらっしゃったら。 こちらから、投票するボタンを押して頂けたら…♡ https://www.alphapolis.co.jp/novel/551897599/25502440 ちなみに、12こ出してます…(笑) えっと。 100こエントリー可能って書いてあったし…(´∀`*)ウフフ(笑) 他のお話はこちらから💖 ↓ https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/551897599 参加作品は、タグの最初に「第11回BL小説大賞」を付けてあります。 ここまで読んでくださってありがとうございました❤(*>ω<)ω<*)ギュ~ッ❤ いつもいつも、どなたが投票してくださったかわからないので…… 知りたいなあって思ってて。 (ただ、お返事はしてる暇がないので、心で感謝の念を唱えるだけですが) https://wavebox.me/wave/3xphu8j369mxrbzb/ 良かったら、こちらから、お名前と何に投票して下さったか、教えて頂けたら。 感謝を念じます(。>ㅅ<)✩⡱

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