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豹変③

「ごめんなさい・・・これからは何があっても他のDomを絶対に褒めたりしません。俺もイヤだから。眞門さんが他のSubを褒められたりしたら、俺も絶対イヤだから。パートナーである眞門さんの気持ちを全然考えてませんでした。本当にごめんなさい」 「星斗クン・・・」 眞門は自分自身に酷いショックを受けていた。 全くもって自分のとった言動が理解出来ない。 気がつけば、いつの間にか、Domの性質に完全に飲み込まれていて、感情のコントロールを見失っていた。 星斗に配慮することも、Subの安全を守るべきDomの役割も完全に見失って、Domという生き物に完全に飲まれていた。 俺はSubにこんなことを言わせるDomじゃないっ! こんなの俺であってたまるかっ! 俺が目指していたのはこんな酷いDomじゃないっ!! そう自覚すれば自覚するほど、眞門は自分の中のDomという生き物に恐怖を覚えた。 星斗クンは弟を褒めたんじゃない、ただ自慢したかっただけだ。 頭ではそれがちゃんと分かって話を聞いていたはずなのに・・・俺はなんで、あんなに腹を立ててたんだ・・・? 自分でもその訳が全く理解出来ない。 唯一分かることは、自分の中に棲むDomの暴走が始まっているということだけだ。 ・・・でも、原因は? ゆっくり考えたいが、今はそんな暇はない。 このままいけば、星斗をとんでもない酷い目に遭わす日が来るかもしれない。 すぐに決断するしかない。 今日を持って、星斗とパートナーを解消しなければ。 アルバイトの話を聞く限り、星斗はもう大丈夫だろう。 今、この瞬間に星斗の首輪を外す。 眞門はそう判断した。 眞門は星斗を見つめた。 パートナーの終わりを告げようとしたからだ。 しかし、星斗の泣きじゃくった顔を見つめていると、不思議と心が幸せに満ちてきた。 この涙は俺を必要だと欲して流した涙。 俺に許しが欲しくて流した涙。 それが分かって、星斗の頬に出来た涙の痕を見ていると、心の中に今までに味わったことのない喜びで溢れ返ってくる。 こんな幸福感が生きていく中に存在してたのか。 俺が本当に欲しかったものがここにあった。 眞門は初めて味わう"支配者"という快感に酔いしれてしまった。 その時。 ダメだっ! 放すなっ! 手放すなっ! こんな幸せを与えてくれる宝物を自ら手放すバカがどこにいるっ!! 眞門の中で得体の知れない何者かが、そう叫び声を上げた。 その声に耳を傾けた瞬間、眞門はまたすぐに己の中に棲むDomという生き物に飲まれてしまった。 そうだ、星斗は俺の物だ。 星斗は俺の所有物だ。 その声が体中で響き渡ると、眞門のDomの欲望はもう止めることは出来なかった。 「星斗、今夜は星斗が俺にご褒美をくれ」 「え?」 眞門の右手が星斗の尻に伸びた。 「!」 眞門が星斗のアナルを指で勝手に虐め始めた。 「・・・あっ」 「ダメ?」 星斗は首を横に振った。 「ごめんね、約束が守れなくて・・・ごめんね、俺は本当に最後までダメなDomで・・・」 そう言うと、眞門は星斗の首元、首輪近くに吸い付いた。 「!」 眞門はDomの本能に従うまま、星斗の体を舌で味わうかのように愛撫し始めた。 「・・・あっ、あっ、あああっ・・・」 星斗から我慢できずに甘い吐息が漏れだす。 「星斗はNormalで育ってきたから知らないと思うけど・・・男のSubはね、ここで受け入れたいと思うと、自然に解れてくるんだよ・・・」 「へっ・・・」 「なるべく傷をつけないように、自己防衛本能が働くんだ・・・ほら、準備が出来たみたいで、一気にトロトロになってきた・・・」 眞門はそう語りながら、星斗の胸に吸い付き、星斗のアナルを優しくイジメる。 「すごく柔らかくなった・・・」 眞門の中指が星斗の尻の中に侵攻していく。 「!」 苦しいっ。 異物が体内に入って来た感覚。 苦しいのに・・・眞門さんの物ならもっと欲しいと思う。 「!!」 星斗のそんな表情から、星斗が何を欲しがっているのが理解出来たのか、眞門の指がすぐに二本に増えた。 もっと・・・もっと・・・もっと・・・っ! 俺をあの夜のように・・・眞門さんに支配されたあの夜の悦びを与えて欲しい・・・っ!

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