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豹変④

「知未さん・・・お願い・・・早く、来て・・・」 「こんな俺を欲しがってくれるの?」 「知未さんが・・・欲しい・・・」 星斗がそう強請ると、既に大きく変形していた眞門のペニスが星斗の中にすぐに挿入された。 「・・・ああぁんっ!」 星斗から甘い悦びの声が溢れ出た。 「すごい・・・あ、ナカがとっても苦しい・・・ナカが・・・ナカが・・・気持ち良い・・・っ、なんで・・・こんなの知らない・・・っ!」 星斗が熱い眼差しで眞門を見つめた。 「・・・お願い、もっと・・・もっと・・・っ、知未さんの好きにして・・・っ、俺を好きなだけ支配して・・・っ」 「!」 その願いに応えるように、眞門は星斗を抱きかかえると、星斗の尻を激しく下から上に貫くようにして、星斗の奥を責めあげた。 「・・・あああっ・・・ああんっ・・・あああぁぁぁんんっ・・・!!」 星斗は官能まみれになった声を上げ続けた。 「・・・星斗クン、俺は最低なDomにだけはなりたくないんだ・・・」 星斗は眞門から与えられる悦びで意識が遠のく中、眞門の言葉に耳を傾ける。 「父親みたいなDomだけには絶対になりたくなかった・・・コントロールを失った無様なDomにはだけは絶対に・・・」 そう囁きながらも、眞門もまた自分の欲望が求めるまま、星斗を激しく責めあげていた。 星斗はその衝撃で何度も体をのけ反らした。 今夜、眞門に壊されてしまうかもしれない。 そう感じるくらい、眞門に体の奥を激しく突かれた。 でも、それで良いと思った。 眞門に全てを壊され、この世からさよならすることになったとしても、Subに生まれてきたことを嬉しく思える。 これが自分の望んだ生き方だった。 酔いしれる快感の片隅で後悔することなくそう思えるのだった。 「ああぁぁあーーーんっ! あぁぁっっっーーーーんんっ!!」 眞門に体の全てを預けた星斗は悦びの声を尚も上げ続けた。 眞門が口にした父親のようなDomにはなりたくないとは一体どういうことなんだろう? 詳しく話を聞いてみたかったが、痛みと悦びで支配される意識の中では、その思考はすぐに流されてしまう。 「・・・星斗、ごめん。俺にはこの首輪は外せない・・・」 眞門はそう言うと、星斗の首輪辺りに噛みつき、わざと噛み痕をつけた。 今夜の眞門さんは様子が少しおかしかった。 なので、今夜は俺がご褒美をあげてみたら、眞門さんの機嫌が少しは良くなるのかな? そんな思いで、眞門さんに素直に抱かれることを選んだ。 でも、これじゃあ、まるで、俺がご褒美を貰ってるみたいだ。 星斗はそんな喜びを溢れさせながら、眞門に抱かれていた。 星斗は眞門の気が済むまで体を繋がれることを選び、深い夜へと沈んでいった。

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