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最低なSub②

「でも、ここを開発するには時間が掛るから、星斗に今夜勝つなら、やっぱりこっちだよな・・・」 眞門の右手は星斗の股間にある袋(=陰嚢)に向かった。 そして、優しく手の中に包むようにして握る。 「・・・ああ・・・ああん・・・ああ・・・っっ」 マッサージする様に軽く揉む度に星斗の吐息が漏れた。 「でも、ここはね、あまり長く触っちゃいけない場所なんだ。とてもデリケートな場所だから。星斗は強情なところがあるから、ここも勝てないかな・・・」 なんだかんだ理由をつけるが、眞門はとても楽しんでいるようだ。 眞門の右手は、さらに下へと向かうと、星斗の尻の割れ目の間に行く。 「素直にここかな・・・。 すごく固くしてるね。俺に触れられているのに、どうしていつものように柔らかくしてないの?」 眞門は少し不満げのようだ。 「星斗、Open(開けて)。ここ、Open(開いて)」 眞門は星斗のアナルに指を挿入できるよう、Commandを優しく囁いた。 抵抗できない星斗はそれを受け入れる。 「うん、良い子だよ・・・ゆっくり開いていくね・・・指が一本入った・・・もう一本入れて欲しい? ・・・欲しいみたいだね・・・段々、濡れてきたね・・・とても良い子だ・・・」 「ああっ・・・あっ・・・あんっ・・・」 星斗が甘い声を漏らした。 「やっぱり、素直にここを弄ってあげた方が良いのかな・・・」 眞門は星斗の尻の奥にある男の性感帯を刺激してやると、左手で星斗の左乳首も同時に虐めた。 「ああん・・・っ! ああ・・・ああっ、ああああんっ・・・!!」 星斗は気持ち良くて、我慢出来ず、喘ぎ声をあげた。 星斗の股間が素直に大きく形を変えた。 それが目には入った眞門は星斗の尻から右手の2本の指を抜いた。 「・・・そうだ、星斗が男の子だってことをすっかり忘れてたよ」 眞門は右手で星斗の大きく育ったペニスをゆっくり扱き出すと、ねっとりした口づけを始めた。 「ご褒美だよ、星斗」 「!」 ・・・あっ・・・嘘・・・ダメ・・・っ、これ、ダメ・・・っ、このご褒美、今まで一番好き・・・あ、眞門さんの大きな手が・・・あ・・・イっちゃう・・・イッちゃ・・・!! 眞門の右手がいきなり、痛いくらいギュッと星斗のペニスを強く握った。 「!」 「まだ、イッちゃだめだよ」 そんな・・・! 「我慢出来たね。お利口だよ、星斗。はい、ご褒美」 眞門はまたねっとりと舌を絡ませるように口づけを始めると、星斗のペニスを大きく扱く。 ・・・ああんっ、あああん・・・あああん・・・ダメ、ダメ、イク・・・っ、イク・・・っ、イク・・・っっっ!! その瞬間、眞門がまた星斗のペニスをギュッと強く握る。 「!」 星斗は2回も直前でイカせてもらえない苦しさを味わい、とても情けない顔を浮かべた。 「どう? 俺のことを欲しくなった?」 「・・・・・」 「星斗が負けを認めたら、もっと気持ち良くイカせてあげるよ」 「・・・・・」 眞門を苦々しく見つめるだけの星斗のペニスを眞門はまたゆっくり扱き始めた。 「そんな目で俺を見てくれるご褒美」 そう言って、またねっとりした口づけを始める。 ・・・やめて・・・もう許して・・・イカせてくれないなら・・・もう、このご褒美はいらない!! 星斗はとても優しい拷問に思えた。 と、眞門の手が突然止まった。 眞門が星斗を優しく見つめた。 星斗は眞門に「もう、射精()かせて欲しい」と、訴えたおねだりを顔に浮かべる。 もうイヤだ・・・イカせて・・・っ! 「星斗」 「・・・・・」 「苦しい?」 星斗は素直に頷いた。 「楽にして欲しい?」 星斗はまた頷く。 「・・・星斗」 眞門がとても愛おしそうに星斗を見つめる。 「愛している」 えっ・・・。 「大好きだよ、星斗」 なに、言って・・・ん・・・の・・・? 「お願いだから、一生、俺だけのSubでいて」 ヘ・・・、なんで、そんなこと言うの、眞門さん・・・? 俺が今まで我慢してきたことをなんで全部台無しにする様なこと言うの? 「ね、一生、俺だけのSubでいるって約束して」 「・・・・・」 星斗の瞳から大粒の涙がこぼれ、頬を流れた。 あなたには、俺よりも大切な人がいるんでしょ? なのに、そんな嘘までついて、俺に勝ちたいんですか・・・? 眞門さんに、そんなこと言われたら、俺・・・飲みこまれるじゃん・・・必死で我慢してたのに・・・Subに飲み込まれるじゃん・・・っ。

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