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第36話

「そいつバカな奴で、先輩に出来ないってフラれたらオレが抱いてやるって。僕のことかわいいとか言ってバカにして…」 先輩が、いきなり僕の口を自分の口で塞いだ。 「他の男の話しは聞きたくない。俺にお前を抱けと言うなら抱いてやる。」 そう言って僕をベッドに押し倒した先輩は、初めて見る男の顔をしていた。 僕のセーターとシャツをまくり上げて脱がせると、自分ももどかしそうにシャツのボタンを外し、途中で頭から引き抜いた。 今までは、僕のぎこちない愛撫にもされるがままに身を任せていた先輩だったが、今日は自分から積極的に動くようにしたようだ。 服を全部脱いで裸になり、僕の上に跨ると飲み込むような勢いでキスをしてきた。 僕の口の中を舌でかき回しながら、手は脇腹から下腹部へと伸びていった。まだ完全には硬くなっていなかった僕のモノを掴むと、揉みしだいた。 僕は、頭の芯が痺れるような快感に思わず声を漏らした。先輩の胸に両手を這わせると、硬く尖った突起に触れた。その小さな粒を撫でたり摘んだりして弄っていると、先輩のモノもどんどん大きく硬くなって来た。

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