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第37話

先輩に今日デートに誘われた時、クラスメートに言われた事を伝えて二人で新たな一歩を踏み出せればと思った。事前に調べて準備もした。 だから、先輩がゴムを被せてたっぷり潤滑剤を塗った自分のモノを僕の後ろに当てて、 「いいか?」 と聞いたときも、全然怖くなかった。 何も言わず、目を固く閉じた顔を腕で隠してコクコク頷いた僕を見て、先輩は後ろから一気に突いた。 先輩に顔中キスされ、髪の毛を掻き上げられ、体の奥の方まで何度も突き上げられて、僕はたまらず泣き声を上げてしまった。 先輩を初めて見た時から、僕はずっとこうして欲しかったんだ。 体の大きさに惑わされていたけど、僕にとっての先輩は男らしくてかっこいい人で、こんな風に腕に抱いて甘やかして欲しかった。 僕を横に向かせて脚を開き、自分のモノを根元まで僕の中に収めて、先輩は深く息を吐いた。 「お前のいいところに、俺のはちゃんと当たってるか?」 荒く息を切らしながら先輩が聞いた。 僕はすごく感じてしまった事が恥ずかしくて、片手で顔を隠しながら頷いた。 「顔、隠さないで、俺に見せて」 指がついと伸びてきて、 僕の手を顔から避け、快感の涙や汗でぐしゃぐしゃになった顔を優しく撫でてくれた。 「もっと早くこうすれば良かった。ごめんな、初めて会った時からお前がかわいいのは分かってたのに」 僕は先輩の首にしがみついた。絡み合ったまま、二人で絶頂に昇りつめていった。

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