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第34話

創士様と一緒に内風呂に入ったけど、アイスを食べた後の食べられるようなキスのせいで、僕の身体は創士様が欲しくてたまらなくなった。 だから…… 「柊、布団に行かないか?」 「…んっ、んんっ、んふっ…」 檜の浴槽の縁に腰掛けた創士様のものを咥えながら、頭を小さく振る。 丁寧に裏筋、括れ、先端を舐めた後、倍に大きくなったそれを喉の奥に当たるほど口の中に入れた。 反り上がったものが上顎を擦り、それだけで僕の身体は快感に震えた。 逢坂様にした時は臭いも味も嘔吐感しかなかったけど、創士様のはやっぱり違う。 何度しても、匂いも味も、喉の奥を突かれて息ができない苦しさも全て僕の身体は歓喜に震える。 「うっ…ひ、いら、ぎ……これ以上、は…」 「…ん…もぅ、ふぅこしらけ(少しだけ)……んっ、んっ…」 創士様は限界のようだったけど、僕はそれが欲しくて、口を窄めて口の中を行き来するスピードを上げた。 程なく、ドプリと吐き出されたものを全て飲み込んだ。 青臭くても、苦くても、愛おしい味で、僕も同時に達した。 「柊、おいで」 「……創士様」 床に座り込んだ創士様に手を引かれて、抱きつきながら膝の上に跨る。 いつの間にか持ち込まれていたローションが着いた創士様の手が後孔に触れただけで、身体が跳ね上がった。 「声が漏れる。柊、我慢して」 「はい……ん…」 キスをしながら孔を広げられる。 創士様の唇が僕の唇を離れ、顎を伝って鎖骨の窪みに辿り着く。 窪みをなぞる舌にピクッと身体が反応する。 それも束の間。 その舌はさらに下に移動して、僕の胸の尖を掠めた。 後ろは創士様の指をもう3本も咥えているのに、気持ちいいところには触れてくれない。 胸も、一番感じる尖を避けて周囲をなぞって吸い付かれ、僕は焦ったくなった。 「そ、創士様…」 「ん?」 「もう……挿れて下さい…あと、僕のココを、吸って…」 「ふふっ、柊、もう少しだけ待って」 さっきの逆だ。 僕は限界で涙目で睨むけど、そんなことも創士様を喜ばせるだけだった。 僕は膝に力を入れて身体を浮かせると、創士様のものを握って後孔に当てた。 「あ、こら、柊」 「やっ、もう、我慢できない、です」 そう言うと、腰を落として一気に飲み込んだ。

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