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第8話

そして、数日が過ぎ、帝にあう 事になった。 「美樹様、帝がお呼びです。  こちらへ、どうぞ」 『失礼します』 部屋に入ると、帝が座っていた。 『こちらへ、こい』 『はい』 「ミカエル、お前は外に出ていろ」 「はっ、承知しました。」 ミカエルはそういうと行ってし まった。一気に寂しくなった。 『名前は、何という?』 『美樹です』 『みき、か。いい名前だか、この  世界の人間ではないな』 美樹はドキっとした。色々な 事があって、忘れていたのである。 『はい。そうです。気づいたら  ここにいました』 『私を助けてくれた人にお礼  がしたいのですが』 『分かった。何か送らせよう。  それより・・・』 帝はそういうと、美樹の腕を引っ張って そばに寄らせた。 『ちょっ、近いでんん』 帝は、美樹の話を聞かず口を塞いだ。 『あっ、舐めないでぇぇぇ』 帝は、美樹の弱い所を攻めていく。 『あっ、イクっイクっ、いっちゃうぅぅ』 またしても、乳首を舐められて 達してしまった。恥ずかし過ぎる。 『お前は、敏感だな。決めた、お前  を正妻にする』 『えっ、えぇぇ。そんな簡単に  決めていいのですか』 『一目惚れだ。お前が好きだ。  結婚して欲しい』 『分かりました。  よろしくお願いします。』 こんな、真剣な顔で言われたら 断れないよ。 それから、また慌ただしい日々が 始まるのだった。

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