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第19話 渚視点
「礼央さーん、寝るの?」
「……なに」
「だめ?」
「……なに、したいの」
「はい、したいです」
礼央がじろりとこちらを見た。
酔ってるから目元も赤くなっていて、めちゃくちゃ可愛い、エロい、好き!
「……きょせーしゅじゅつ、つれてこーかな」
「俺の自慢のちんちんですよ、やめてください」
「うるさいそちん」
「えー? 礼央さんよくそんなデカイの入らないからあ〜って言うじゃないですか」
わざと甲高い声で言うと礼央の目が鋭くなる。
「は? あほか。おまえのそちんぐらい入れられても気づかんわ! ボールペンのがまだふてーから!」
「まじかー、ショックです。そんな細いなら挿れてもいい?」
「けつにはいってもまじで気づかんからな」
ふん、と礼央は鼻で笑うが、いつもひんひん鳴いてるのはどこの誰だか聞きたくなる。
酔った礼央はほんとにばかわいい。
たとえボールペンぐらいの太さだろうがよっぽどのガバガバアナルじゃなきゃ尻に挿れたらわかるだろ。
もちろんそんな小さくないけど。
高校生の時、若気の至りで自分のものを測ってみたが平均サイズをゆうに超えた自慢の息子だ。よーしよし。
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