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第43話
「はぁ……っ………」
「まっず!!どんだけ溜めてたんだよ。お前も味わえ」
「や……んん……っ……」
放心状態のぼくに、紺野さんがいきなりキスをしてくる。
初めて交わす、男の人とのキス。
舌を入れられて、口の中にぼくが吐き出したモノの苦い味が広がって、でも、紺野さんの舌が気持ち良くて、唇が離れた時にはもう、ぼくは興奮してしまっていた。
「またして欲しそうな顔してるな。まぁ…H大好きな奴が久々に1回出したくらいじゃ物足りないねーか……」
紺野さんはそう話しながらスマホをテーブルに置き、ジーンズのベルトを外してぼくと同じように下半身だけ何も身につけていない状態になる。
「ここに手ついてケツ突き出せ。もっとイイ事してやるから」
テーブルに触れながら話す紺野さん。
「は……はい……」
ぼくは恥ずかしいはずなのに、言われた通りにしていた。
「大声出すなよ……」
「んんっ!?」
耳元で囁きながら、紺野さんがぼくの身体に覆いかぶさってくる。
「脚閉じて」
ぼくの股の間に、紺野さんの熱くて堅くなっているモノが挿し込まれて、ぼくのモノと密着した。
「あ……あぁ……っ……!!」
「……っ、どーだ?めっちゃヤベーだろ?」
紺野さんが腰を揺すると、お互いのモノが擦れ合ってすごく気持ちいい。
「はぁ……あぁっ、すごく、すごくヤバいですっ……!!」
「だろ?……なぁ、お前の手でふたり分扱けるか?」
紺野さんの息も荒くて、気持ち良さそうだ。
「は……はい、やってみます……!!」
ぼくは片手で身体を支えながら、密着しているふたりのモノに触れる。
「あぁ……っ、こう……ですか……?」
先端の少し下、括れたところに手を伸ばしてふたり分を包み、扱いてみるとさっきよりも強い快感に襲われる。
「そう……っ、そのまま続けてろ……ッ……」
「はい……っ……!!」
紺野さんが気持ち良さそうにしてくれるのが嬉しくて、ぼくは夢中になってこの行為に没頭した。
やがて、紺野さんとぼくは一緒に絶頂を迎えたんだ。
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