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第45話
その後、ぼくは紺野さん……浩とこっそり外に出て、近くのコンビニのゴミ箱にさっきのティッシュを入れたビニール袋を捨てた。
はると先生のお宅に戻ると、浴室の灯りがついていて、先生方がシャワーに入っているみたいだ。
「今のうちに寝ようぜ」
「う、うん……」
ゴミを捨てに歩いている間に、ぼくは浩に名前で呼び合う事、敬語をやめる事を約束させられていた。
友達じゃなくて、セフレ。
その行為自体はしてなくても、それに近い行為をしてたら同じなのかな。
しかも、男同士って。
浩は普通にカッコイイのに、子供もいるぼくなんかが相手でいいんだろうか。
そう思ったけど、向こうから言ってきた事だからいいんだって思う事にした。
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