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第68話
それから。
その場所でぼくが作ったお弁当を食べ、浩がご馳走してくれたアイスクリームを食べてまた動物園に戻って動物たちを見た後、ぼくらは帰宅した。
「パパ、おいしい!」
「ホントだな!!頑張ったな、パパ」
ぼくの唐揚げは好評で、悠太郎も浩も喜んでくれた。
悠太郎は帰りの車の中で寝てしまい、ぼくは家に着くと細心の注意を払いながらベッドまで運んだ。
「晩メシ食べてねーのに起こさなくていいのかよ」
「うーん、でも起きたらしばらくグズグズでご飯どころじゃなくなっちゃうんだよね」
「そっかぁ。ま、明日も休みだし、晩メシ食わなくても死なねーか」
ぼくは家にあった材料でナポリタンを作り、浩と一緒に食べた。
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