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第70話
それから2日後。
ぼくは、はるか先生に誘われて先生方のオンラインライブを見せて頂ける事になっていた。
「えっ、浩も出るの?」
「おう、サプライズ出演って事でな」
会場のはると先生のお宅に着くと、そこには浩の姿もあった。
「もも、だいぶ浩と打ち解けられたんだな!」
「あ、はい、そうですね……」
笑顔のはるか先生にセフレやってますなんて言えなくて、ぼくはそう応えてしまう。
「浩、ももの事傷つけたら俺が許さねぇからな」
「んな事しねーって!!」
「僕も許さないよ。もも先生は君とは違うんだから」
「んだよ、それ!!」
はるか先生とはると先生に責められ、浩は声を荒らげていた。
「浩、どれだけ信頼ないの?」
ぼくはその様子にクスッと笑ってしまう。
「ヨースケ、後で覚えてろよ」
「はーい」
ちょっとやりすぎたかな。
でも、先生方が笑顔で見守ってくれてるからきっと大丈夫だよね。
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