96 / 151

第96話

「今日はとんだ災難だったな」 「……すごくびっくりしたよ。ぼく以外の皆さんは知ってるって事だよね……」 浩は一度家でシャワーを浴びた後で家に来てくれて、悠太郎のリクエストに応えてクマの形のハンバーグを一緒に作ってくれた。 悠太郎は園庭で沢山走って疲れたのか、ベッドに入るとすぐ寝てしまっていた。 「あぁ、暗黙の了解ってヤツ。オレ、ゆみ先生と同期なんだけど、オヤジ、いつ手ぇ出したんだろ。下手したら就職前っぽいんだよなー」 「えぇっ!?」 園長先生、すごく大胆だなぁ。 「あぁ見えてゆみ先生もワケありっぽいから、オヤジがそれから助けた……とかありそう……」 「……そっかぁ……」 次にお会いする時、自然に話せるかな、ぼく。 「……さてと、昼間言ってたコト、忘れてねーよな?」 そう言って、浩はぼくを見てニヤリと笑う。 「今すぐ全部脱げ」 「ぜ…全部……?」 「暑いからちょうどいいだろ」 「早くしろよ」って耳元で囁かれて、ぼくは一気に身体が熱くなっていく。 ぼくが言われた通りパジャマ代わりに着ていたTシャツとハーフパンツ、下着を脱ぐと、浩はぼくにお尻が見えるようにソファに座るよう言ってきた。 「ひ、浩、照明暗くしていい?恥ずかしいから……」 「は?いいじゃねーか、明るい方がお前のエロい姿、よく見えるし」 浩の手がぼくのお尻を撫でる。 「ひゃ……っ……!!」 「今日は開発作業だな」 「え……っあ……そこ……やだ……っ……!!」 ぼくが見た事のないトコロに、浩が舌で触れてきた。 「ひろ……っ、汚いよ、やめてってば……っ……」 初めての感覚に腰が抜けそうになる。 「お前は見れないから分かんねーと思うけど、ココ、女のアナよりキレイだぞ?」 「や……あぁ……っ……!!」 舌が中に入ってくる感覚に襲われると、その快感はすごく強烈だった。 「今、絶対気持ち良かっただろ?そんな声してた」 嬉しそうな浩の声。 「そのエロい顔も見てぇな……」 浩の膝に載るように言われ、ぼくは恥ずかしかったけど応じていた。 「オレに抱きついてケツ上げて」 「こ…こう……?」 ぼくのより広い肩幅に腕を回すと、浩がぼくのお尻をまた撫でてその奥、さっきまで舐めていた場所に指を充てがう。 「や……ウソ……っ……!!」 ぼくの身体の中に、浩の指が入ってきた。 「おっ、慣らしてたからか思ったよりすんなり入ったな」 「うぅ……っ……」 異物感と同時に感じた事のない感覚に襲われる。 「もう1本、いってみるか」 「あ……っ、そんないきなり……っ!!」 その感覚が快感だとぼくが気づくまでに、時間はそんなにかからなかった。 「スゲー、めっちゃ締め付けてきてる。なぁ、こうしたらどーだ?」 「や……あぁっ、そんな……んんっ……!!」 指を動かされて、ぼくはその気持ち良さに打ちのめされる。 「そんなにイイのか、ヨースケ。めっちゃヤラシイ顔してる」 「ち……ちが……っ……」 「違わねぇよ。腰まで動かしてるぜ?お前、コッチだけでイケそうだな……」 「あぁっ……!!」 浩の指が激しくぼくの中を出入りすると、ぼくは触れられていないのにイキそうになってしまってた。 「や……やだ……っ、ひろ、このままイクなんて……」 「……『やだ』じゃねーよ、今日は開発作業するって言っただろ?」 「ひぃ……ッ……!!」 浩の指がもう1本増える。 それで奥に指が触れるとすごく気持ち良いトコロがあって、ぼくはソコを弄られてイッてしまっていた。

ともだちにシェアしよう!