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第96話
「今日はとんだ災難だったな」
「……すごくびっくりしたよ。ぼく以外の皆さんは知ってるって事だよね……」
浩は一度家でシャワーを浴びた後で家に来てくれて、悠太郎のリクエストに応えてクマの形のハンバーグを一緒に作ってくれた。
悠太郎は園庭で沢山走って疲れたのか、ベッドに入るとすぐ寝てしまっていた。
「あぁ、暗黙の了解ってヤツ。オレ、ゆみ先生と同期なんだけど、オヤジ、いつ手ぇ出したんだろ。下手したら就職前っぽいんだよなー」
「えぇっ!?」
園長先生、すごく大胆だなぁ。
「あぁ見えてゆみ先生もワケありっぽいから、オヤジがそれから助けた……とかありそう……」
「……そっかぁ……」
次にお会いする時、自然に話せるかな、ぼく。
「……さてと、昼間言ってたコト、忘れてねーよな?」
そう言って、浩はぼくを見てニヤリと笑う。
「今すぐ全部脱げ」
「ぜ…全部……?」
「暑いからちょうどいいだろ」
「早くしろよ」って耳元で囁かれて、ぼくは一気に身体が熱くなっていく。
ぼくが言われた通りパジャマ代わりに着ていたTシャツとハーフパンツ、下着を脱ぐと、浩はぼくにお尻が見えるようにソファに座るよう言ってきた。
「ひ、浩、照明暗くしていい?恥ずかしいから……」
「は?いいじゃねーか、明るい方がお前のエロい姿、よく見えるし」
浩の手がぼくのお尻を撫でる。
「ひゃ……っ……!!」
「今日は開発作業だな」
「え……っあ……そこ……やだ……っ……!!」
ぼくが見た事のないトコロに、浩が舌で触れてきた。
「ひろ……っ、汚いよ、やめてってば……っ……」
初めての感覚に腰が抜けそうになる。
「お前は見れないから分かんねーと思うけど、ココ、女のアナよりキレイだぞ?」
「や……あぁ……っ……!!」
舌が中に入ってくる感覚に襲われると、その快感はすごく強烈だった。
「今、絶対気持ち良かっただろ?そんな声してた」
嬉しそうな浩の声。
「そのエロい顔も見てぇな……」
浩の膝に載るように言われ、ぼくは恥ずかしかったけど応じていた。
「オレに抱きついてケツ上げて」
「こ…こう……?」
ぼくのより広い肩幅に腕を回すと、浩がぼくのお尻をまた撫でてその奥、さっきまで舐めていた場所に指を充てがう。
「や……ウソ……っ……!!」
ぼくの身体の中に、浩の指が入ってきた。
「おっ、慣らしてたからか思ったよりすんなり入ったな」
「うぅ……っ……」
異物感と同時に感じた事のない感覚に襲われる。
「もう1本、いってみるか」
「あ……っ、そんないきなり……っ!!」
その感覚が快感だとぼくが気づくまでに、時間はそんなにかからなかった。
「スゲー、めっちゃ締め付けてきてる。なぁ、こうしたらどーだ?」
「や……あぁっ、そんな……んんっ……!!」
指を動かされて、ぼくはその気持ち良さに打ちのめされる。
「そんなにイイのか、ヨースケ。めっちゃヤラシイ顔してる」
「ち……ちが……っ……」
「違わねぇよ。腰まで動かしてるぜ?お前、コッチだけでイケそうだな……」
「あぁっ……!!」
浩の指が激しくぼくの中を出入りすると、ぼくは触れられていないのにイキそうになってしまってた。
「や……やだ……っ、ひろ、このままイクなんて……」
「……『やだ』じゃねーよ、今日は開発作業するって言っただろ?」
「ひぃ……ッ……!!」
浩の指がもう1本増える。
それで奥に指が触れるとすごく気持ち良いトコロがあって、ぼくはソコを弄られてイッてしまっていた。
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