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第137話
そう言って、浩は履いているものを全部脱いでぼくと同じ格好になった。
「やってみろよ」
「ん……あぁ……ぁっ」
言われるがまま浩の膝の上に載ると、既に堅くなっているモノを手で入口に導く。
その先端が入ったのを確認すると腰をゆっくり落としていったんだけど、ぼくは恥ずかしさと気持ち良さとで何も考えられなくなっていった。
「……っ、こっからだと全部見えてスゲーヤラシイ……」
あぁ、浩がぼくの身体で悦んでくれてる。
もっと、もっと悦んで欲しい。
そう思うと、腰を下ろすスピードを速めてしまっていた。
「うぅっ、ヨースケ……っ」
ぼくの腰を掴むと、浩は激しく下から突き上げてくる。
「あぁっ、ひろ……っ……!!」
ぼくは自分でも淫らに腰を振って浩に応えた。
大好きだよ、浩。
君にどんな辛い過去があっても、ぼくが必ず支えてあげる。
頼りないかもしれないけど、一生懸命頑張るから。
……だから浩、ぼくを君の一番近くにいさせて。
浩が身体の奥でイッたのを感じながら、ぼくはそんな事を考えていた。
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