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閑話休題(閑話休題。-後半)***

 リアクションありがとうございました!  以下、 襲い受け/受けによる言葉責め/本番なし がありますので、苦手な人はお気を付け下さい。 ***** 「せんせぇ、セキニンとって僕がなんとかしてあげます」  吉野は仰向けになった律に密着したまま、楽しそうに宣言する。意味ありげに細い腰をもじもじと動かしたり、律の片腿を挟んだ両脚を擦り寄せてきたりしている。 「吉野くん?」  既に律は、嫌な予感がする、という顔をしている。だからといって吉野は手を緩める気はなかった。 「せんせぇ、ちゃんと僕を見て」  両手で律の顔を包むと、もう一度唇を重ねる。柔らかくて、温かい。「舌入れてもいい?」吉野が尋ねると、律が吉野の頭を抱き寄せてねっとりと口内を暴いていく。 「ん、……ふっ」  しばらく律にされるがままになっていた吉野だったけれど、何度目か舌を吸われたときにからだを離した。密着していた部分に空気が入り込んで、切なくなる。 「吉野くん?」  律が訝しげに吉野を見る。それには「僕がセキニンとるから、せんせぇは何もしなくていいですよ」と返した。 「え」  律がベッドの上で身を引こうとするけれど、腹の上には吉野が乗っている。吉野に退く気がないので、必然律は動けない。吉野は獲物を爪先でいたぶる顔をしているけれど、それに吉野本人は気付いていない。ふふ、と吉野が小さく笑う。 「ねえ、せんせぇ。制服の僕で、どんな妄想をしたんです?」  吉野の太腿が意味ありげに律の股間を擦り上げる。ゆるゆるとした刺激に、律は吉野を呼ぶ。「吉野くん」 「言えないですか? 無理に言わなくてもいいですよ?」  ずるずると吉野は律の上からからだを動かし、律の両膝の間に収まった。律の立てていた膝に腕を載せると、吉野は右脚を律の股間に載せる。太腿で擦っていたときよりも、意思を持って足裏が律を愛撫する。 「せんせぇ、気持ちいい? 気持ちいいって顔してますもんね」  律がいいように反応するので、「制服の僕にこんなことされて、気持ちいいせんせぇは変態ですね」と、とくすくす笑いながら吉野は責める。足裏でも律自身のかたちがしっかりとわかるようになると、ようやく吉野は足をどけた。 「せんせぇ、脱いであげようか?」  言うと、律に見えるように膝立ちになって、ベルトのバックルをかちゃかちゃといじる。それからじらすようにゆっくりとスラックスから片脚ずつ抜いていく。日に焼けていない白い肌が露わになった。ついでなので下着にも手をかけた。 「せんせぇだから、特別、ね?」  そう言って、吉野は下着も脱いでしまう。けれどワイシャツの裾が太腿のつけ根までを隠しているから、律からは直接は見えない。 「ふふ、せんせぇ、見たそう。えっちですね」  笑って言って、吉野はまた律の腰の上に腰を下ろす。今度は律にも見えるように、脚を大きく開いてみた。 「せんせぇ、見えます?」  ナイトテーブルのもう勝手知ったる場所からローションをとり出すと、手のひらに垂らす。人肌まで温めてから、それで濡らした指先を後孔にあてがう。 「ん……っ」  中指を押し込もうとするけれど、その異物感に吉野は呻いた。浅い部分で拙い抽挿を繰り返す。何度か繰り返していると、少し奥の方まで押し込めるようになった。律に教え込まれた気持ちいいところを探る。そこはすぐに見付かった。 「ん、あっ」  吉野の背がのげ反る。くちゅくちゅと水音を立てながら、指が蠢く。律のシャツに、吉野の後孔から溢れた水分が小さな染みを作る。 「あ、ぁあ、せんせぇ」  律の呼吸が浅く荒くなっていることに、吉野は気付いていない。律の立てた膝にもたれかかって、ひとりで後孔を弄っている。律が見ていると思うと、訳もなく興奮した。 「ぁ……っ、も、イっちゃ……っ」  あられもなく広げた両脚の爪先が、きゅっと丸まる。薄い肩が震えて、それからぐったりと律の膝にもたれかかった。呼吸が速い。 「……吉野くん?」  律が吉野を心配そうに呼ぶ。 「……ん、ダイジョブです」  吉野は気だるげにからだを起こすと、剥き出しの尻を律の股間の上で擦るようにした。「せんせぇも相変わらずですね」捕食性の動物のような目で律を見下ろす。 「そろそろ脱ぎます?」  そう言って吉野の手が律のスウェットにかかる。期待半ば、止めたい気持ち半ばの律のことなどお構いなく、ぐ、とちからを入れてスウェットを下ろしてしまう。 「吉野くんっ」  ぷる、と反動をつけて露わになった、しっかりと勃ち上がった律自身に、吉野が生唾を飲み込む。 「うわぁ、カウパーでべとべと」  せんせぇのえっち、とネコ科の目で律を見遣る。「吉野くん……っ」慌てて伸ばした律の手は吉野にとられ、指を絡められた。 「律せんせぇにいいこと教えてあげる」  吉野はワイシャツの上から、律の手のひらを自身の薄い腹にあてた。 「せんせぇのね、ここまで入るの」  今度は律がごくり、とのどを鳴らした。「吉野くん、」懇願するような律の声色に、吉野はにんまり笑った。 「僕ばっかりで、せんせぇも気持ちよくなりたいですよね。してあげます」  殊勝にも吉野はそう宣言して、律自身を肉のついていない太腿で挟んだ。そして腰を動かす。 「は、……せんせ、気持ちいいです?」  吉野は既に声が上ずっている。くち、くちゅ、と水音を立てながら律自身と吉野のが擦れる。 「ふぁ……っこれ、きもちいーんですね」 「吉野くん、」  吉野の腰に律の手が添えられた。「あ、ちょ、せんせぇ」  今度は律の手で律動が与えられる。 「あんっ」  吉野が嬌声を上げる。 「せんせぇ、だめっ。またイっちゃうからぁ」 「うん、僕もイきそ」  言いながら吉野は白濁を吐き出した。遅れて律も吐精した。

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