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第二章・11

「優希、キスってしたことある?」 「馬鹿にするなよ。キスくらいあるさ」  なんとなく気恥ずかしい心地になってきた二人は、わざとそうやって言葉を交わした。  そうこうするうちに男たちは素早く服を脱ぐ。  髭の男は赤と白の派手なスポーツビキニを身に着けたまま。  色白の男は淡い色合いのサーフパンツを穿いていたが、こちらはさっさと脱いで全裸になってしまった。  そして髭男は、何としたことかビキニの横から超極太のペニスを掴み出し、色白男に舐めさせ始めたのだ! 「え!?」 「こんなことまで!?」  というか、のっけから、コレ!?  優希と要人は、いきなり眼の前に突き付けられた光景に、息を呑んだ。  まさかまさか、男同士でフェラチオとは! 「気持ち悪くないのかな」 「平気そうだぞ」  色白男は、まるで味わうかのように髭男のペニスを舐めまわしている。  しかし、これで興奮しだす間もなく、すぐに二人は横になって結合を開始した。  極太に透明な液体・ローションがひねり出され、そそり立った硬そうなソレが仰向けで大きく脚を開いた色白男のアナルにずぶずぶ挿れられていく。

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