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第六章・13
「優希、いい匂いする」
「要人の家の石鹸だよ?」
「ううん、優希の匂いだ」
息を吸いながら、要人は優希の首筋や鎖骨にキスをしていった。
どんどん下へと降りていった。
「乳首、可愛い」
「ヤだな……。何だか要人、エロいよ……」
そっと舌腹で乳首を圧迫すると、くっと埋まった。
「ん、ぁんッ!」
声を上げ、優希は思わず手で口を押えた。
(何、今の。僕の声?)
要人も声に興奮したのか、乳首を舐め吸ってきた。
「んッ、く。ダメ、えぇ。あぁ、はッ、はぁッ、あんッ!」
「んん……、優希ぃ……」
息を荒げながら、優希は必死で要人に訴えた。
「ね、ちょっと休憩。も、ダメ。漏れてきたぁ……」
見ると、優希の勃ち上がったペニスから、露が溢れている。
要人はそれを指先ですくうと、優希の蕾に塗り付けた。
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