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おふろで

「伊勢ちゃん、風呂一緒にはいろ」 「いやです」 「なんで?」 「狭いから」 「いいじゃんほら早く来いって」 「逆になんで? なんでわざわざ狭い場所に二人して入らなきゃいけないんすか?」 「いいじゃん」 「いや理由弱すぎ」 「ほら俺もう服脱いじゃったよ? 伊勢ちゃんが早く来ないと風邪引いちゃうよ?」 「しらねーよ勝手に引けよ」 「あっお前そういうこと言うんだな、俺が風邪引いて寝込んでしんどい思いしてもいいんだな、大事な彼氏がつらい思いしても関係ないって顔で飲みに行くんだな」 「あーもーわかりましたようっせーな! 行けばいいんでしょ行けば!」 「もーやっぱ狭いじゃん! 肘とかガンガンぶつかってるんですけど!」 「この密着度がいいんじゃん分かってねぇなー」 「全然分かんないすよ、身体洗うのも疲れるわ」 「じゃあ丹精込めて洗ってあげるね」 「いらねえサービスやめろや」 「なんなら俺の身体は伊勢ちゃんの身体で洗ってくれてもいいんだよ」 「金とりますよ」 「なにそれ、風俗みたいなこと言うなよ」 「いやそっち発信じゃん」 「あーでも俺伊勢ちゃんがえっちなサービスしてくれるお店あったら毎日通っちゃうかもなー」 「まじすか。指名してくれますか」 「するする。伊勢ちゃんしか指名しない。お土産も持ってくし貢ぎまくるよ」 「あータカオカサーンこんばんはぁ、最近来てくれなかったからさみしかったんですよー!」 「ごめんね、仕事が立て込んでてさ。はいこれお土産だよ」 「わーこの時計欲しかったんですありがとー! 今日はがんばってご奉仕しちゃいますねー!」 「うんお願いね、いっぱい溜まっちゃってるから伊勢ちゃんに搾りとってもらわないと」 「わかりましたぁ、高岡さんのタカオカサンをいっぱい可愛がってあげますねー!」 「……やっぱダメだ! そんなビッチはいやだよ処女じゃない伊勢ちゃんなんて伊勢ちゃんじゃねぇもん!」 「この程度のコントで本気になんないでください情緒不安定かよ」

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