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2どめのなつやすみ(5)
あっという間の出来事だった…
ほどなく僕は茂樹に捕まり、
彼が持っていた布テープで、両手を後ろ手に縛られ
口にも布テープを貼られた状態で…
ベットに仰向けに寝かされていた。
「俺のこと待ってた?ごめんね…遅くなって…」
「…んんんっ」
僕は思い切り首を振った。
無理やり犯られた相手が、再び目の前にいる…
それだけで、僕の心は憔悴し、身体は勝手にガクガクと震えていた。
「思い出させてあげるね…それと、絶対俺のこと、忘れられない身体にしてあげる…」
「…んんっ」
去年の茂樹も怖かったけど、目の前のこいつは、また違う人物に見えた。
茂樹は徐に自分のズボンを脱ぎ、僕の首の辺りに馬乗りになった。
僕を拘束した時点で、もう十分大きくなったモノを、彼は自分で扱きながら、それを僕の顔にこすりつけてきた。
「…んっ…んんっ」
必死で顔を背ける甲斐もなく…ヌルヌルしたものが塗り付けられていった
「あっ…郁っ…ああ…」
ほどなく彼は、僕の顔を目掛けてイった。
生暖かい、気持ち悪いものが…頬をつたった…
彼はそれから、僕のシャツを…思い切り両側に引きちぎった。そして両方の乳首に触れてきた。
僕の身体はビクッとなった。
「…んんっ」
「あいつより気持ちよくなるからね…」
そう言いながら、僕の首すじに口を付けてきた。
「全部、舐めてあげる」
言う通り…彼は僕の…首から、肩から、上腕から…
あらゆるところを、まるで犬のように舐めまわしていった。
「…ん…」
舐められる感触と、乳首への刺激が相まって…
やっぱり僕の身体は、反応してしてしまう…
いちいちビクビク震えてしまい、それを見て茂樹は、満足そうにニヤッと笑った。
上半身一通り舐め終わると、彼は僕のズボンを脱がせた。
そして今度は、僕のモノを握りながら、腹部から、太腿から、足先まで…下半身もあらゆるところを舐めまわしていった。
「…んんっ」
やはりビクビク反応して…舐め終わる頃、僕の身体はもう、あとちょっとでイきそうに、なってしまった。
そこで茂樹は手を止めた。
「…んっ…ん…」
熱く昂って、息も荒く、小刻みに震える僕の姿を…
彼は、今度は視線を舐めまわすように、ニヤニヤと見下ろした。
「俺のこと欲しいでしょ?」
「…んんんっ」
もちろん全力で首を振る。
「こんなになってるのに?」
そう言いながら、そっと僕のモノに触れた。
「…んんっ」
僕はまたビクッとなってしまった。
「大丈夫、俺が楽にしてあげるから…」
満足そうに、茂樹は…僕のモノを口に咥えた。
「…んっ…んんっ…」
あっけなく僕はイってしまった。
僕から出た物を、彼はしっかり味わいながら言った。
「郁の…全部飲んであげるね」
そして、恍惚な表情を浮かべた…
ヤバい…こいつホントにヤバい…
いったんイって、ほんの少し冷静を取り戻した頭で、僕は思った。
去年の茂樹も怖かったけど…
目の前の人物は、ちょっと違う。狂ってる!
なんて思ってるうちに、両足を広げられ…
再び大きくなった茂樹のモノが、僕の中にねじ込まれてきた
「…んん…」
奥まで入れると…彼は僕の顔を両手で押さえた。
取り憑かれたような目が、近づいてきた…
「郁…俺のものだ…」
彼は僕の、口に貼られたテープを剥がすと、思い切り口付けてきた。
舌で、くちびるから…僕の舌から…執拗に舐めまわしてきて、唾液が口から滴るくらいだった。
怖い…いろんな意味で、怖かった。
ゆっくり口を離れると、その両手を僕の乳首まで滑らせ、そこを愛撫しながら、彼は腰を動かし始めた。
「…気持ちいいでしょ?…ね?…」
「…んんんっ」
僕はまた大きく首を振った。
「あっ…ああっ…郁っ…」
茂樹はそのまま、自分がイくまで激しく動き続けた。
「…ふう…」
僕から自分のモノを引き抜くと、彼はそれをまた、僕の身体に擦りつけた。
「……」
そして茂樹は、立ち上がって、服を着た。
そのまま…の僕を、満足そうに見下ろして言った。
「もうどこにいても、郁は俺の物だからね。ちゃんと俺の物って、印つけといたからね。中にも外にも」
そして静かに部屋を出て行った…
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