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爽やかな冬休み(4)

視界を塞がれて、何も見えない僕は… 大きく口を開けて、 必死に結城のモノを探った。 そのうちに、顔に彼のモノが触れた。 僕は勢いよく、それを口に咥えた。 「んっ…んん…」 僕はそれに、力強く吸い付いた。 これが欲しい。 欲しくてたまらない… ふと…僕は思った。 あの注射なんか無くても… 結城さんは、僕を気持ち良くさせてくれてる… あーなんだ… 大丈夫なんだ… 僕は、僕の口の中で…段々といきり勃った、 結城のモノから口を離した。 そして、そこにあるであろう結城の顔を見上げて 更に懇願した。 「…お願い…挿れてください…」 それを聞いた結城は… 僕の身体を、その場に押し倒した。 そして僕の両足を、大きく広げた。 「…はっ…ああっ…」 そして、結城は自分のモノを… 僕の中に…ぐいぐいとねじ込んできた。 「…あっ…ああっ…」 そうだ… これが、欲しかったんだよ… 「…はあっ…気持ち…いい…あっ…」 結城は、そのまま… 何度も奥まで、激しく抽挿を繰り返した。 「あっ…あっ…」 それに反応して、僕は激しく喘ぎながら上り詰めた。 「はっ…あ…あああーっ…」 大きく身を捩らせて…僕は絶頂に達した。 ほどなく結城も…僕の中に出した。 「はぁ…はぁ…あっ…」 僕は、余韻でビクビクと震えた。 結城は、そんな僕を見下ろして…言った。 「大丈夫だったの…?」 僕は…思わず言ってしまった。 「結城さんに…酷くされるの…すごく気持ちいい…」 「…」 結城は、ゆっくり僕からモノを引き抜いた。 そして手を伸ばして… テーブルから水割りのグラスを取った。 ひとくち口に含んで… 彼は、僕に口付け、それを飲ませた。 「…ん…」 「…もっと、するか?」 結城が訊いてきた。 「…うん」 僕は頷いた。 結城は、ゆっくり僕の身体を抱き上げた。 そして寝室の、ベッドの上に運んだ。 それから彼は、 僕の両腕を縛っていた紐をほどくと、 破れたシャツを脱がせた。 そして改めて、全裸の僕をベッドに仰向けに寝かせ… 両手を上に上げて、ベッドの柵に縛り付けた。 それによって僕はまた… 恍惚の表情を浮かべた。 僕をそのままにして、結城はリビングに行った。 そして、水割りのグラスと瓶を持って戻ってきた。 それから彼はベッドに腰掛け… 僕の姿を見下ろしながら、グラスを傾けた。 そして片手を、僕の身体に這わせた。 「…んっ…んん」 僕は、目を閉じた。 あのときの、 あの異常な気持ち良さには及ばないかもしれないが… 同じくらい気持ちよかった。 あの体験すら、 僕の身体の経験値を上げてくれたんだろうか… いや、それも… 結城の手によるリハビリのおかげなんだろうな… とにかくこの人は、あの注射と同じくらい、 僕を気持ち良くさせてくれる… 結城の手が、再び僕の乳首を捉えた。 「…んん、」 僕はまたビクビクと震えた。 結城は、たまにグラスに口をつけながら… そんな僕の様子を、いやらしそうに見ていた。 「…いくらでも感じるんだな…」 そう言いながら彼は、片方の乳首をペロッと舐めた。 「あっ…あ…」 水割りに冷やされた、冷たい舌の感触が たまらなく気持ち良かった。 僕は息を上げながら… 思うままに、言った。 「…もっと欲しい…もっと、結城さんにいやらしくされたい」 それを聞くと… 結城は、持っていたグラスを、 ベッド脇のテーブルに置いた。 そして自分もシャツを脱いで… 僕の上に馬乗りになると… 自分のモノを、僕の乳首に擦りつけてきた。 「…はっ…あっ…あ…」 さっきの冷たさとはまた違う、 生柔らかい感触の気持ち良さに、 僕の身体はまたビクビクと震え上がった。 「あ…気持ちいい…もう…おかしくなっちゃう…」 僕のモノは、またも熱を帯びてきた。 それはビクビクと小刻みに震え、 徐々にまた、いきり勃っていった。 僕の乳首に触れている、結城のモノも… 再び硬く膨張していた。 「挿れて欲しいのか?」 「…んんっ…欲しい…」 僕は、またすぐにねだった。 結城は乳首から自分のモノを離し… また僕の両足を開いた。 「はぁ…あ…いっぱい…いっぱい挿れて…」 結城は再び… ゆっくりそれを、僕の中に押し込んだ。 「はっ…あ…」 やがて奥までいっぱいに押し込まれた彼のモノは、 僕の中で、ビクビクと何度も脈を打った。 「あっ…あっ…ビクビクしてる…」 僕は薄ら笑みを浮かべた。 それを見た結城は… 手を伸ばして、僕の両手を縛っていた紐をほどいた。 「…もういいだろ?」 そう言って結城は、僕の身体を抱きしめながら、 ゆっくりと抽挿した。 「…ああっ…あ…」 その、ゆっくりじわじわと擦れる刺激が たまらなく気持ち良かった。 僕は、自由になった両腕を、結城の背中に回した。 「…結城さんの…すごく…気持ちいい」 言いながら僕は、 本日3度めの…絶頂を迎えた。 いや、もう年を越したか。 これが今年の初イキかな…

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