134 / 206
第134話番外編 プロフィール蓮+α
今日はちょっと変わり種のプロフィールです。
巳陽蓮《みようれん》 14歳 168㎝
誕生日 1月15日
血液型 B型
趣味 兄を監視すること、勉強
好きなもの 兄
それ以外は取り立てて無し
嫌いなもの 兄と祖母以外の家族(父母)
自分に集る女、兄を侮辱する人
家族構成 母親、父親、祖母(母方)、兄
ここだけの話
強いブラコン、齢9つにして兄の梓は男に狙われやすいと悟った超天才児。因みにその時梓は11歳だったが、そんなこと夢にも思ってなかった。兄に口うるさく言ってしまうのは愛情の裏返し、いつか自分が幸せにしなくてはと思っている。
容姿端麗で成績優秀、文武両道なスーパー中学生。今年で受験生だが、梓の男子校よりも遥かにレベルの高い所へ進学するつもり。もちろん女の子にモテるわけだが、兄以外に興味はないのでモテ女も含めて丁重に断ってきた。ついた渾名がモテ女殺し。
兄の男子校進学を断固拒否していたが、もう決まった事だと諦める……事はなく、毎日小言を言って心配している。兄の妨害をしているように見える言動も、蓮なりの考えがある事を梓が知るのは、もうちょっと先の話。
梓と蓮のあれこれ
前提として梓は他人を加点方式で見る子なのです、しかも好感度の減点をしません。だからなんだかんだ言いながらも、どんな人でも無償で愛することが出来る子です。従って蓮や家族も嫌いではないのです。
蓮はと言いますと、他人を払い落とす勢いで減算方式をとる子なので、嫌いな人間が多いです。本来なら梓は蓮が嫌う人間の典型(お人好し、陰キャオタク、鈍感で鈍臭い)なのですが、好きになってしまったから蓮の負けです。
今頃現実世界では祖母と蓮くんが血眼になって梓を探しています。父母は心配するそぶりを見せながらも、やることといったらせいぜい警察への捜索願い(自分達は動かない)です。蓮くんに君の大好きなお兄ちゃんは異世界で踊り子になった挙句、不良に処女を奪わせて、クラスメイトや色んな魔物に尻を狙われていると教えたら失神するでしょう(最低)。
ちなみにタマモと蓮は勿論ですが別人です。メチャクチャ似てるだけの他人であり、本人達は全くそのことに無自覚です。
しかし異世界と現実世界は、人呼んで兄弟世界です。その中で瓜二つの人間が産まれるのはきっと、《《2つの世界のルール》》に問題があるからでしょう。
というわけで今日はここまででございます、コグエ大陸は日本色が強いので、きっと楽しんでいただけるかと思います。これらも、巳陽梓くんをよろしくお願いします。
ともだちにシェアしよう!