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第11話

「僕はお前に好意を抱いている」 僕よりも小柄なキングスカラーの身体を抱きしめて言った。 「はっ……、なんだよいきなり」 腰を揺するのを止めて言った僕の腕から逃れるように暴れた彼を力尽くで、抱きしめた。 キングスカラーは涙を流していた。 「お前が今泣いているのなら、慰めなければいけないのは僕だろう」 「なら、……黙って抱けよ」 「お前がそうして欲しいなら、そうしよう」 キングスカラーの唇に深いキスをしてから、僕はまた彼の両足を上に固定してた、腰を揺すった。 「あっあっ、ん。……ダメだっ」 ペニスの挿入先の彼のアナルは脈打つようにドクドクとうねっている。 それが僕のものを締め付けて、とてもいい気持ちが悦い。 お前に今この言葉は届かないかもしれない。 けれど僕は言う。 「僕はキングスカラーを愛しく思っている」 そういったあと、僕は彼の最奥に性を注いだ。

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