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第26話

レオナが一年生のときに、夕焼けの草原の第二王子がナイトレイブンカレッジに入学したことで、上級生に玩具のように扱われていた。 レオナに実力では勝つことの出来ない上級生は夜々乱交パーティに及んだ。 レオナにとって乱交パーティは実家(王宮)の謁見の件で慣れていたが、流石に年齢が若いだけあって、寮での行為のほうが激しかった。 だがレオナが本気で嫌がれば、その行為は辞めることは容易かったのだ。 実力はレオナのほうが勝っていたから。 そうしなかったのは、きっと自分が望んでいたことだと半分は思っていたからだろう。 今思うと、あのときのレオナは危うかったと自身でも思う。 だからだろうか、レオナはサバナクロー寮生を相手にはしたくなかった。

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