35 / 104

第35話

「キングスカラー」 マレウスの手がレオナを後ろから伸びて、身体を弄る。 「おい、マレウス。今の俺はそんな気ない」 「乱暴にされるのが好きなお前なら、直ぐに悦くなるだろう」 マレウスは慣れた手付きでレオナの服を乱していく。 それでもレオナは抵抗しなかった。 「ラギーは俺にとって必要なヤツだ。今直ぐ探さねぇと」 「今は一人にしておいたほうがいいだろう」 後ろからレオナの首筋に口付けをしたマレウスは、そのままベルトに手を掛けてジーンズをおろした。 下着を身に付けてなかったレオナにマレウスは含み笑いをした。 「まさか下着の置き場所すらお前は知らないのか」 図星を刺されたレオナは顔を赤くした。 「べっ別に下着くらいなくても死なねぇし!!」 「そうだな。履いてないほうがいっそお前は良いのではないか?」 ペニスを上下に愛撫しながらアナルを攻め始めたマレウスに尻を突き出す姿勢で喘ぐレオナは、クローゼットにてを当てた。 「ああ……、んぅっ」 「悦いのか?キングスカラー」 「っ悦くないっ、……ああ!!」 「身体は素直だが、相変わらず口から出る言葉は素直ではないな」 先走るレオナの身体は何度も絶頂を迎えていた。 狂器のようなマレウスのペニスをアナルに押し当てると、一気に挿入れた。 「あああーっ」 メスイキした瞬間レオナの奥が締まり、マレウスのモノは痛みを伴ったが、それでも攻め続けた。 「そんなに悦い顔をするな。煽っているつもりなのか」 マレウスはレオナの腰を支えると、思い切り腰を振った。

ともだちにシェアしよう!