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第122話
それからレオナの呆けている時間が長くなっていた。
はじめはリリアの言い掛かりだと思っていたレオナだが、レオナへのマレウスの想いはとても大きいものなのだということを考えるようになっていった。
次第にレオナはマレウスをどう思っているのか理解出来ない自分に苛ついて、植物園の池に写る自分を見ては物思いに更けて日々を過ごしていた。
「レオナさん!!次はクルーウェル先生の授業ッスよね。ちゃんと出ないと単位貰えないッスよ」
ラギーに言われてレオナは素直に従って教室に向かおうとしていた。
何も逆らったりしないレオナがいつも通りじゃないことに気付いたラギーは、つい引き止めてしまった。
「レオナさん、最近おかしいッスよ。何かレオナさんらしくないッス」
「俺らしくない?」
「呆けてる時間が長いっていうか……、なんでも適当で気まぐれのレオナさんはどこ行っちゃったんッスか!!」
それでレオナはハッとした。
そしていつもと同じような顔付きに戻ったレオナは一言呟いた。
「……だな。こんなことで悩むなんて、俺らしくねぇ」
レオナは溜め息をついてから、咆哮した。
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