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番外SS② 蘭と陽介の日常
・その1
蘭(あっ、古いレシートの束発見! レシートには、トラウマがあるからな。さっさと捨てよっと。ザーッ)←シュレッダーにかける音
陽介「何をしている?」
蘭「(げっ)ピルのレシートじゃないからな! 変なものでもない」
陽介「そうじゃなくて! クレジットカードの控えまで捨ててどうする。引き落としがあるまで保管しておかないと、ダメだろう。あっ、それからこれとこれは取っておけ。経費として使えるからな……」
蘭(こいつ、意外とせこいな……)
・その2(陽介の一人語り)
「はーっ。蘭のやつ、料理は今後上達する(かもしれない)としても、この片付けられなさは何なんだ。俺は、部屋が散らかっているのだけは我慢ならないんだ……。仕方ない。自分で片付けるか。……あーっ、もう! 保険の書類が、なぜ洋服タンスから出てくる? こっちは新聞購読の契約書、風呂場の棚に入れるなというのに……」
一時間後。
「ああ、国会質問よりも、裁判よりも疲れたぞ。蘭のやつ、これでよく記者の仕事が勤まっていたな? 書類をなくしたりしなかったんだろうか……?」
※実は稲本が陰で整理してやっていたそうです。
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