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不憫な幼なじみ⑴
「え?な、何?ちょっと、止めろって、え?何で?」
幼なじみは自分の身に何が起こっているか分からないようだった。俺は体で奴の動きを封じ、器用に服を脱がしていった。ズボンの前を寛げ、喉に強く吸い付き所有の印を付けたところで奴は悲鳴をあげた。
「うわっ!止めろよ、止めてくれよ、ホントに乱暴する気かよ、ちょっと待てよ、話を聞けよ!!」
嫌だ。サヨナラなんて聞きたくない。
「何で!やっと終わったと思ったのに、何でだよ。聞いてよ、お願いだから、聞いてよ!」
奴は必死に抵抗している。涙声になっている。俺は構わずに彼の息子に触り、もう一方の手で胸の尖りを捏ねた。
「待てって、止めてってば。待ってぇ。お願ぃ。ぐすっ、嫌だぁ。初めてが乱暴なんて嫌だぁ。ぐすっ、俺、頑張ったのに。やっと終わったと思ったのに。こんなことのために頑張ったんじゃない!酷いよ、酷いよ!!」
ひくっ、ひくっ、えっ、えっ、ううっ、うわーん。
奴はとうとう大泣きを始めた。
「お、俺、お前の嫁なのに、ひくっ、初めてが乱暴なんて酷いよぅ。ひくっ、し、してもいいから、ひくっ、優しく抱けよぅ」
は!?
俺は固まった。
え?俺、結婚断られたよな。
え?していいの?俺の事嫌いじゃないのか?
え?え?どういう事?
俺が解放しても、彼はまだしゃくりあげていた。
「ひくっ。だから終わったら説明するって言ったじゃん。人の話、ちゃんと聞けよぅ。」
そう言って始めた説明は、思いもよらない驚きの内容だった。
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