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16-2 ※鷲尾×晃、初めて、浣腸、大スカ
「さて、じゃあこれからアナルセックスの準備をしますね。浣腸したらすぐ出てしまいそうになるでしょうが、そこはしばらく我慢してください。そうしないと、汚れが取れませんから」
晃は粗相の他にも、親友と思っていた鷲尾に性交の失敗を見られることが恥ずかしかった。
ブルブル生まれたての子鹿のように震える晃の肛門にローションを塗りたくると、浣腸器の先端をアナルにブスリと突き刺した。
「ヒッ……! うぁ、うそ……ほんとにお尻に入って……やだ、お願い、や、やめて……」
そんなこと、もちろん鷲尾が聞くはずがない。シリンジをゆっくり押して、中の牛乳を晃の直腸内に注入し始める。
「ぁ、ぐッ……冷、た……これっ、どれくらい入れるの、我慢しなくちゃいけないのっ」
「まだ100mlしか入っていないところですよ? せめて500……小さいサイズのペットボトル一本分は注いでからゆっくりお腹をマッサージして、そうして全て出していただかないと。俺としてはワインボトルくらいはいきたいところですが」
「そんなにッ……いっぱいなんて、無理だよぉっ……」
「じゃあ糞まみれでアナル処女貫通といきますか? 俺はここでしてもまあ構いませんけど」
「っ!!」
俗な言い方をしてやると、晃は再び目をぎゅっと瞑って注入されるミルクと今にも下ってきそうな便意を堪えた。
ほんのわずかでも、体内に異物を入れられるなんて冗談ではないというのに、初めからそんなにも大量に注がれるなんて、晃は眩暈がしそうだ。
晃は我慢強い方ではない。だから普段の奴隷よりはずいぶん少ない量で終わらせた。
だが、鷲尾は苦しむ晃の腹をマッサージし始めた。場面に寄らず優しく、時に強く。
「ふぁ……!? ぁ、だめ、お腹押さないで……! このままじゃ……出っ……ひうぅっ!」
鷲尾の手つきはとても的確で、数々の奴隷にも試してきたほどの、もはや手練れの医師のようだ。
やがて牛乳の混ざった下痢便が、風呂場のタイルにブリュブリュとこぼれ落ちた。時間差で出てくる水状のものも、全て排出される。
鷲尾はショックを受ける晃を無視して、温水のシャワーで汚れを綺麗にしてやった。それに、念のためシャワーヘッドを外してシャワ浣を行う。それにも温水が体内に入る異物感というのは、晃には初めての経験である。
出るものが透明になったところで、鷲尾はようやく下準備を終えた。
「ふふっ……下の世話までしてやる俺は優しいでしょう? なあ?」
「…………ッ」
白々しく言ってみたものの、猛烈な恥辱で身震いしている晃にはあまり聞こえていないようだった。
浣腸を終えて、既にやややつれた様子の晃を連れて来た部屋。
「え……嘘……ちょっと待ってよ、ここは僕と美鈴の……!」
そう、夫婦の愛の巣。寝室だ。あえてここで行為に及ぶことによって、晃の羞恥心を煽れるというものだ。
「何か問題でも?」
「それは……だって、いくら怜仁くんでもプライバシーというか……」
「プライバシーねぇ? ハッ。素直に『ここは愛する妻とセックスする場所だから嫌です』とでも言えばいいのに」
「なっ……ぁ……それは……そんなの……」
「事実でしょう? それとも新婚なのにもうレスなんですか? 子供はたくさん欲しいって言ってませんでした? それなのに何もしないんだ? 性にはずいぶん奥手な旦那様なことで」
「う、うぅ……僕のことだけなら良いけど、美鈴のことは言わないで……お願い、だから……」
「ならここで良いですね。あなたは今後毎夜、奥様と一緒に寝る時も、奥様を抱く時も、俺との関係を思い出すことになる」
晃は悔しかったのか、美鈴に対して後ろめたさを感じたのか、顔を背けるしかなかった。
「……わかった。抱かれる……から。ここではこれっきりにして……」
ここでは、ね。そう思いつつ、鷲尾は「はい」と答えた。
ベッドに仰向けで寝かせ、股を開かせ、鷲尾はそんな晃に寄り添いながらローションなどの準備をする。
「ね……ぇ……やっぱり、本当にするの……」
か細い声で晃が呟く。身体を重ねるとなると、人としてどこか一線を越えてしまう気がするのか。
もじもじと困った顔をする晃は、本当に処女のようだった。それも、非合法な目的で好きでもない男と肉体関係を持とうとしている少女のよう。
「俺のこと、親友だって言ったことがありましたよね? あれは嘘だったんですか?」
「う、嘘なんかじゃないよっ! 僕は、本当に君のこと、大切な親友だと……!」
「……俺はあなたよりもっともっと大事なものを社長から奪われている。それを考えたら、これくらい簡単にできますよね? あいつと違って、俺を可哀想だと思ってくれる慈悲はありますよね?」
「っ……一度しか、聞かないよ。……ねえ怜仁くん……本気……?」
「俺はいつだって本気です」
諦めの感情の方が大きいだろうか。目を伏せた晃は、たっぷりと潤滑油をつけた指でアナルをほじくられだした。
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