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24-2 ※鷲尾×晃+蓮見+柳、蟲姦、嘔吐、失禁
鷲尾は景気付けとばかりに、まず顔面から全身に至るまで数十匹は這わせた。
虫は鼻の穴や耳の穴まで入り込もうとする。乳首やペニスにももぞもぞ動いていて、あまりのおぞましさに鳥肌が立っている。
最も苦手な生き物と至近距離で目が合ったり、男として敏感な肌の上を這い回ったり、暗所を求めて耳や鼻にまで迫り来る恐怖たるやいかほどだろうか。
「ひ……ぎゃっ、ぎいいいいいぃっ!! あぁぁ、ああっあぁあああああああーーっ!! やめて止めてお願い早く取って取ってえええぇっ!!」
錯乱状態で叫ぶものだから、口内にも入りつつある。すぐに吐き出せばいいものを、それさえ忘れてしまっているという感じだ。
抵抗する勢いで口端から侵入した数匹を噛み砕いてしまい、その弾力にハッと一瞬正気を取り戻す。
「あ……やだ……僕……食べっ……うそ……ああぁっ!」
「意外とおいしいでしょう? 大丈夫大丈夫、まだこの国ではそれほど浸透していない食文化なだけで、死にはしませんって」
「オエエェッ……ゲホッ……嫌、らぁ……」
今さら吐いても時既に遅しだが、少しでも口内の異物を外に追い出そうとしている。
触ることもできないのだから、虫は必死に張り付いているし、虫が哀れに思った鷲尾が、再び詰め込んで口元をぴったり手のひらで押さえる。
「むぐううううっ!? ううっ! んぶぅうううう゛ーーッ!!」
「全部食べられたら、離してあげる」
「ううっ!? んうぅううっ! ふッ……ふぐうぅうっうむむぅっ!!」
晃は必死に首を横に振る。
それでも、口の中の虫はどうにもならない。むしろ、舌に乗ってしまっている以上は、味や臭いさえもろに感じてしまうのではないか。
大量の昆虫食拷問に窒息しそうになって、晃の目が白黒と、顔がみるみるうちに紅潮してきた。
「さあ食べて……鼻から大きく息を吸って……なぁに、つらいのは一瞬」
もう鷲尾の言う通りにするしかない。
わかっているのかいないのか、朦朧とする意識の中で、晃はあまり噛むのも嫌なようで、ゴクリとそのまま飲み干すように喉の奥へ追いやった。
食道や胃の辺りでまだ蠢いている感覚を覚えながら、鷲尾が手を離して頭を撫でてやると、晃は大声でしゃくり上げて泣き出した。
成人男性とは思えない、鼻水を垂らして、大粒の涙を後から後から溢れさせて、なんともみっともない様だ。
「偉い! よくできましたね、篠宮さん。じゃ、次は下の口から摂食しましょうか」
ひたすら涙を流す晃が、何を言われたかわからないといったように固まる。
鷲尾はやっとの思いで食事を終えた晃にも関わらず、今度はその興味関心をあろうことか排泄器官に向けた。
「ま……さか……。やだっ、いくらなんでもそんなこと、無理ぃっ、嫌だよっ! 怜仁くん……怜仁くんってばあああぁぁっ!!」
泣き叫ぶ声を心地良く感じながら、アナルをクスコで徐々に開いていき、そのピンク色の粘膜めがけて目一杯に芋虫を詰め込んでやった。
うねる虫達は逃げ場なく、直腸を袋のように見立ててどんどん入っていく。
鮮やかな虫達が尻から身体の一部を覗かせているのは、まるで花束のようであった。それにしてはグロテスクすぎたが。
そうしてクスコを外すと、鷲尾は出入り口を塞ぐ為にも、自身のパンパンに膨張したペニスで晃の芋虫だらけの尻穴を貫いた。
「あぎあぁああああっがあああああああ!!」
一突きでブチュグチュと異様な音がして、何匹かが潰れたのがわかる。一度引き抜いてみると、肉片や虫の息の個体が外に飛び散る。
「む、むむむむむし……いもむしがァッ……僕の、中にぃ……怜仁くんので……おか、され……オェッ……げほっ、うぼえぇぇぇっ……!!」
今夜食べたものと、さっき飲み込んだ虫と、胃液とが混ざった汚物をたまらずげえげえ吐き出す晃。
ずいぶん長く苦しそうで、呼吸もままならない。激しく咳込んでも、尻に生き物と陰茎まで入れられている異常事態に、大変なショックを受けていつまでも吐き気が治らないようだ。
「うっわキッモー!! なんかオレも貰いゲロしそうなんすけど、よくあんなん中にブチ込めますね」
「そうそう。どっちかってーと寿命の少ない虫が可哀想だよなありゃ」
「大丈夫、狂うまではやらないよ……まだまだ使い道があるんだから、早々に狂ったりなんてされちゃあ、計画が台無しだ」
そう平然と言いながら腰を振る鷲尾の方が狂っているのではないか。
蓮見も柳も考えることは同じであったが、それをわざわざ口に出すほどでもない。
「ぁ、がッ……ひゅ……や、めへえぇ……動か、さな……ひぎいぃぃぃぃっ……」
直腸いっぱいに詰め込まれた芋虫をペニスでゴリゴリ掻き回され、中で潰され、取れなくなるかもしれないほど奥まで押し込まれ……深すぎる絶望感に、晃は失禁していた。
部屋のカーペットに、きつい臭いの大きな染みが作られる。だがそれも、後で掃除すればいいことだ。
それより、尿を浴びた虫は元気をなくしているし、思い切りかけられたペニスも、決して良い気はしない。
お仕置きとばかりに、抽送を激しくした。
腸壁に死骸がこびり付くよう擦り付け、どうせなら結腸の奥まで進んでしまえばいいと奥ばかりを刺激する。
虫が潰れる音、腸液が混ざり合う音、晃の尻たぶをこれ見よがしに下腹で打つ音。
全てが合わさってまるで不協和音だ。
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