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24-3 ※鷲尾×晃+蓮見+柳、蟲姦、フィスト

 これからの人生、もう二度とこの拷問を忘れられないよう、晃の身体に刻み込む。 「篠宮さん……これじゃあとても足りなさそうだな。他に何かないか?」 「おし! ミミズ一択!」 「俺のチンポ腫れてもいいのかよ……」  意気揚々と言い放った柳の提案は、速攻で没になった。 「蜘蛛やムカデ、蟻にアブなんかは、お互い粘膜を傷付ける可能性がありますね。使い捨ての奴隷に使って、見る分にはいいですけど」 「そうなんだよなぁ」 「や、やだっ……もうこれ以上いらない……いらないから、ゆるじでえぇっ……!!」  無情な会話を、晃はひたすら揺さぶられ続けながら聞いている。  これ以上に苦手なものを体内に増やされ、しかもそれを見せ物にされるなんて、たまったものではない。 「っく……ひ……っ。ひどいっ……ひどいよ、怜仁くんっ」 「そんな酷いことしかできない俺の心を救済してみろよ。お前にはできるんだろ? ハッ、まるで牧師様みたいだなぁ、ええ? ああ晃様、罪深き私めにどうかご慈悲をお与えください……アヒャヒャヒャッ!!」  お祈りの真似事をしながら、鷲尾は高らかに笑った。  救済だなんて、上から目線にもほどがある。この性格は生まれつきのものだ。  強制的にセラピーを受けさせられた訳でもないし、例えそうであっても改善したとは思えないし、治すべき病なんかじゃない。  第一、晃ごときに扱える代物ではない。  お前には何もできない。  こんなにも尊い自己犠牲を選んでもなお、誰一人救えない。 「早く終わらせたければ、せいぜい俺に乞うて。『もっと虫さんください』って。『いっぱい詰め込んでケツマングチャグチャにしてください』って」 「そんなこと、言えな……! ぁ……ぐ……」 「ならもっと入れる? ああ、社会のゴミクズであるあなたにはゴキブリの方が良かったかな。じゃあ早速準備させ──」 「ひっ……ヒイィッ! やだっ! そんなのやだよおぉぉぉぉっ!!」  晃は最悪の状況の中でも、ほんの少しでも打破できる可能性があるならばと、息を荒げながら懇願した。 「い、いもむしさんでいい……から……いもむしさん……もっと、くださっ……えっぐ……いっぱいくださいぃ……僕のケツマングチャグチャにっ、してぇっ、くださいぃっ……ひいぃぃぃ……」  完全に怯え切った晃は、歯の根をガチガチと鳴らしながら鷲尾に乞うた。  もうそれで済むなら何だっていい、とすら。諦めの境地にいた。  鷲尾は追加で虫かごから無造作に手に取ると、晃のアナルにギュウギュウに詰めていく。  少しでも隙間があればそこを狙って一匹でも多く体内に入れ、晃から反抗の意思を取り除かせる。ある種の競技のようだ。  柳も思っていたことのようだが、先に口に出すのはやはり堅実な蓮見の方だ。首を傾げ、過去に想いを馳せている。 「なあ……なんか神嶽様の時を思い出さねえか」 「マジで? オレもそう思ってた。いちいちやることがえげつねぇんだよな。でもちゃんとオレらが興奮することもわかっててやってて……ハァッー……」  蓮見と柳は、もがく晃を押さえ付けながらも、すっかり股間にテントを張ってしまっていた。  もう晃の抵抗は微々たるものであるし、自分の用をしても良いんじゃないか。  そう鷲尾に目配せして、了承されると、飛び上がらんばかりに嬉しそうに前を露出させた。  酷い状態である晃に興奮し、蓮見も柳も猿のように必死こいて己を扱いている。  一度熱を持ってしまった以上、出してしまわないととてもじゃないが気が済まない。  「ううっ」と二人分の呻き声と共に、ザーメンシャワーが晃の顔に注がれ、鷲尾の分は虫でいっぱいの直腸内へ全て放出された。  射精して萎びたペニスを抜いてみると、中には生きているものもいたが、それは鷲尾自ら靴の裏で踏みにじってやった。 「ううん……」  これだけやってやったのに、なんだか物足りない。  とめどなく涙が溢れる晃のアナルは、散々に掘りまくられて、白濁と死骸まみれになっている。直腸内には、まだ残っていることだろう。  鷲尾は無機的な表情で、そのアナルへ指を突っ込むと、徐々に広げていく。  三本くらいは容易かった。マッサージをすれば四本も……今はザーメンが潤滑油代わりになって、よく解れている。  そして問題はここから。と言っても、別に慎重にやってやる義理もない。  まあいいか、と呟いて五本の指を揃えると、そのまま直腸内に強引に捻じ込んだ。 「いッ……ぎゃあぁああっああああああアアアオ゛ォオオオオオオッ!!」  ズボッ、と鷲尾の手のひらが晃の下腹に侵入した。  初めてのフィスト、それも虫まみれの腹の中に挿入されて、晃は聞いたこともない獣のような声を上げた。 「お゛おおおおおぉ、な、がァッ……! 怜仁くんの、うで……入……っ!? 苦しっ……もう嫌らよおおおぉっ……! 助けてっ、お願いだから助けでえ゛えぇぇっ!!」 「助ける為に掻き出してあげるんですよ。ほら、我慢して」  鷲尾は本当にそう思って、腹の奥底まで入ってしまったゼリーのようなザーメンと虫を追い出すように指先や腕全体を動かした。  そのたびに晃は内蔵を弄り回される苦痛で胃液を吐いているのだが、その甲斐もあってだいぶ彼の腹の中は綺麗になった。あとは風呂に入れてやれば、見た目だけは元通りだろう。  白目を剥いた失神寸前の晃を見て、なんとも支配欲が少しは満たされた……気がする。  鷲尾は機嫌が良くなり、表情も普段の見るものが見れば胡散臭いが爽やかなものに戻って微笑んだ。  遂に晃も俺のものだ。あとは社長だけ。それには、もう少し晃夫妻には利用価値があるのだけど。  その日は奇しくも、聖なるクリスマス・イヴだった。

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