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27-1 ※蓮見×真鍋、肉便器、四肢切断、暴力
美波の信じられないような拷問殺害ショーを見届けた後、真鍋は自分も遅かれ早かれあんな目に遭うことを想像して、さすがに怯え、監禁されていても何度も隙を見て抗い逃げようとした。
もちろん、一度クラブに放り込まれてしまった以上、そんなことは絶対に許されない。
余計な真似なんてしなければいいのに。従っていれば良い思いができるのだから、大人しく監禁されていればいいのに。
どうして人間はどこまでも反抗をやめない生き物なのだろう?
鷲尾は不思議で仕方なかった。だから、蓮見が提案してきた“小遣い稼ぎ”をした一部の資金を渡して、スタッフに命令した。
『真鍋にさらなる仕置きと苦痛を』
数ヶ月後、かく言う真鍋は……二度と逃走できないよう、不特定多数を相手とする肉便器として完成する為、手足をなくされていた。クラブの医療チームによって切り落とされたのだ。
その他に改造を施している訳ではないので、意識もはっきりとしているし、普通に話すことはできる。だが、舌を噛まないよう、口には開口器が嵌められていることもある。
上と下の口がペニスで埋もれ、時に放尿さえされている様は本当に便器のようだった。
射精された回数などを記録する為か、油性のマジックで大量の正の字や、『肉便器』『遊び放題』『オッサンマンコにご慈悲を』なんて、身体に落書きされていた。
ああ、またここまでして。風呂に入れてやるのが面倒だ。
しかし会員達は真鍋を犯すのを本当に楽しみにしている。手足の有無なんて正直どうでも良くて、上下の穴さえあれば満足できる。蓮見の小遣い稼ぎも上々だ。
と、いうか……最初は欲情しないとか興味ないとか言っていた蓮見も、傷付けてもなお裏返ったりもしない強靭なよく締まるアナルを一度勧めてみると、手のひらを返したように虜になってしまった。
「俺、オッサンもいけたのか」だとか「食わず嫌いは良くないもんだ……」と何やら感慨深そうに呟いていた気がする。どうでもいいが。
蓮見は一度ターゲットを気に入ると蛇のように非常にしつこくて粘着質で、要するに性質の悪いストーカーみたいな男と化す。
勝手に自分の所有物だとさえ勘違いして、その感情は長くは続かないにしても、相手からしたらたまったものではない。
そのせいもあり、せっかくのキツマンがどんどん拡張され緩くなってしまったが、まあ、人間、それも奴隷などどうせ最後は短い余生なのだ。
幸い、頭の半分はこれがあくまで仕事の一環であることは認識しているので、鷲尾の命令する以上のことはしないし、逆を言えば鷲尾の命令さえあればどんな残虐なことさえ行う、柳とは違ったタイプの仕事人間とも言える。
今日も蓮見に犯されていた真鍋は、復唱しろと言われたことを渋ったせいで顔面が見るも無惨に腫れ上がっていた。
こんな引きちぎられた蜘蛛のような身体になってもなお、真鍋の精神力は並大抵のものではなく、なかなか堕ちるところまではいかなかった。
「ッ!! ぐ、ぅ……」
下半身を犯されながら蓮見に殴られ、治り切らないうちに顔に青痣がまた一つ。
「俺と鷲尾さんは良くても、マジの変態会員共は容赦しねえからな。わかってんのか、ええ?」
その脅しは現実的だ。蓮見や鷲尾に殴られるくらいならどれだけマシか、もう真鍋も痛感している。
ありとあらゆる拷問を考えつき、実行に移す会員達の行動力と言ったら、スタッフさえ目を見張るものがある。ただし、真鍋が痛みに慣れることなんてない。
乳首には実際に真鍋が耳に付けているものと同じようなリングピアスが施され、尿道拡張も過去のボールペン程度なら余裕で入る。
このままの勢いなら、短小ペニスくらいなら入ってしまうのではないか。
時には腹の真ん中に的を模したものを描いて、ダーツやエアライフルで殺さない程度に苦しませつつ、得点を争ったりなんかして遊んでいる。
得点によって金や真鍋を好きにする権利が賭けられて、それはもう、いい年こいた会員共が子供に戻った感覚で、夏祭りの射的でもやっているみたいに大盛り上がりする。
ただ下手なのか狙ってやったのか、股間の周辺、特に金玉にBB弾が当たりまくった時には、さすがの真鍋も泡を吹いて失神していたっけな。
それで、しばらくタマ潰しゲームが流行った。現状潰れていないので、無論真剣ではない。
真鍋の毛深い体毛を見て、ライターで焼いたこともある。脱毛ではないのでそのうち生えてきて、そうしたらまた焼いて。
焦げ付いたチリチリの毛と、すっかり火に怯えるようになった真鍋はとても魅力的だった。
が、いつ何時何をされるかわからない真鍋の恐怖たるや。
日々のそういった「遊戯」を思い出しては、真鍋はどんなに口惜しくても言うことを聞くしかない。
「う……どうか、お、おぉ、俺の緩々ケツマンに、こってりザーメン種付けしてくれ……ください……っぐぅ」
死ぬほど恥ずかしい台詞だろう。弱々しく、目を閉じて真鍋は宣言する。
「種付けだけじゃねえだろうが、よっ」
蓮見の思った通りの答えではなかったようで、もう一度殴られる。
「ふぅっ……く……糞も食いますションベンも飲みますポジ種でも何でもザーメン中出しし放題のこの人間便器を……可愛がってください……愛して、ください……」
ああ。愛。
なるほど、どんなに性的な言葉より、真鍋が言いたくて、でも自尊心が邪魔をして言えなかった言葉。それがこれほど羞恥を煽るとは。
これは傑作だ。自分が言わせたことであるのに、蓮見はゲラゲラと腹を抱えて大笑いしている。鷲尾さえも失笑してしまったくらいだ。
なんて愛らしい人だろう。ほんの少し人生の道が違えば、こんな風に裏社会なんて知らず、のほほんと表社会を謳歌していたに違いない。
または、少々やんちゃをするのはやはり学生時代だけで、社会人にでもなれば真面目な人間になって、今頃結婚し、それなりの年の子供でも養っていたはず。
真鍋貴久という人間は……どこまで来ても不器用だ。
「お父さん、お母さん、おはよう、おやすみ、ありがとう、ごめんなさい」そんな当たり前のことも今までずっと、言えなくて。作ろうとしてもできなくて。
それはそれは、お可哀想だ。同情する。だからこれからは真鍋に最高の幸せをあげたい。
クラブという名の地獄で、ただひたすら犯され、酷い扱いを受けることこそ史上の悦びと化してもらいたい。
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