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27-2 ※蓮見×真鍋、拷問、連続絶頂、体内放尿

「はっ……ハァッ……クソ……シゲの次は俺だってんだろ……ンなこととっくにわかってんだよ……へ、変態の異常犯罪者共めっ……許さねぇ……絶対にタダで死ぬもんか……」  それはどうだろう。いつ死ぬかは人間わからない。  確かに美波は明確に邪魔だったのですぐ殺したけど、四肢をもがれ、これだけ手酷く犯されてもなお、他人を憎める生命力が真鍋にはある。だから年齢は関係がない。  次は篠宮家かもしれないし、蓮見や柳、もしくはうっかり事件事故に巻き込まれて、鷲尾の番になるやもしれない。  ただ、そう言うわりに、真鍋自身行為には慣れてしまった。  内側から良いところをカリでこそぎ取られる快感で射精の兆候を感じ、悔しそうに歯を食いしばる。 「ううっ!?」  立派に隆起したものの裂け目に、蓮見の太くゴツゴツとした人差し指が突っ込まれ、射精を制した。 「がはあぁァッ……!? っう、くっ……なんてこと、しやが……おぉっ、おおおっ!?」  そのまま腰を激しく動かれても、身動きのできない真鍋はどうしようもない。  ただ一つ以前と違うのは、拡張された尿道をほじくり回されるたびに、透明なカウパーがダラダラ溢れて止まらない。  下半身の刺激もあるだろうが、すっかり尿道責めの好きなスケベジジイになった。  コックリングで根元を締め付けられたペニスが、ドクドクと脈打っている。 「おいおいチンポ穴に指突っ込まれて萎えねえどころかバッキバキに勃たせて我慢汁垂れ流すオッサンと俺らのどっちが変態だよ?」 「ひギィッ……! ぁ、がっ……かはっ」  くにくにと深く抜き差しさせられるたび、真鍋の様子は苦痛とは違うそれに変わっていく。  みるみるうちに顔を赤くして、歯を食いしばっているせいで鼻息を荒くして、言いようのない快感に悶え苦しんでいる。  乳首のリングピアスを、ちぎれてしまいそうなほど乱暴に弄られても、痛がるよりは首を振って壮絶に込み上げるものを我慢している。目も眩むような感覚なんだろう。 「んぐうっ! やめろ……引っ張んなっ……! はぁっ、うぐぐ……くうっ」 「……はー……。この年で乳首責められても感じやがって。ほんっと救いようがねえ。ウンコ垂れ流しのクソジジイになっても、まだ男なしじゃいられないセックス中毒だったりしてな。うっかり俺のジジイの女をレイプしたばっかりに、情けねえ人生だぜ」  呆れ半分、しかし愉悦が半分。  笑ってはいけない雰囲気であるほど笑ってしまうのと同じで、蓮見は真鍋を見下ろしてニヤけている。まったく、会員と同じく趣味の悪い奴。 「イカせろっ……イカせてくれ……頼む……」 「あ?」 「も、もう……イカせろってんだ……! 指、抜いてく……ぐっ!? がはっ……はぁ……」  切迫詰まるものの、蓮見にまた殴られて、ドロリとした鼻血を垂れる。 「口の利き方に気を付けろよ」  指を根元まで挿入されたあげく、睾丸を思い切り掴まれる。  蓮見の握力なら、風船を割るように容易い。今にも潰されそうな仕草に、真鍋は音を上げた。 「っ……せん……したっ……!」 「そんなんじゃ聞こえねえだろ」 「す、すいません……した……! 射精、させてください……だ、だ、だからっ、指……抜いてくださっ……お願いします……!」  まるで若衆の頃に戻ったみたいな語調だ。  憎むべき者への謝罪など、想像もしていなかっただろう。ほとんど小声になっている。  それで蓮見の嗜虐心は満たされたようで、ようやく指が引き抜かれる。 「ひぎぎぎぎィイイイッ!! ぐあっ、あぁっ……お、おおほおぉおお゛ッ……!!」  散々に焦らされた尿道から栓を抜かれると、真鍋のパンパンに張り詰めた亀頭からシャワーのように白濁が噴き出し、何度も何度も欲望を吐き出す。  睾丸も心なしか普段より大きい。美波と違って薬物はやっていないが、溜めていると面白いくらいに出るものだ。 「うおおっ、すげえ。まるで噴水みたいだ。潮吹きもいいがこんだけ派手にザーメン出されんのも気持ちが良いもんだな」  犯している側からすれば、相手がどれほど感じているかどうかでも気分は変わってくる。  もちろん、ひたすら嫌がっている者を襲うのが良いという者もいるが、たいていは身体はそうであっても、少しばかりは悦んでいた方が自身のテクニックが問われるようでもあり、犯し甲斐がある。 「うぎっ、ひぎィッ!! 止め、てく……ザーメン止まらねぇっ……! あ゛おおおおっんほおおおッ!!」  真鍋の人より大きなペニスが、連続射精で暴れ回る姿はなんとも滑稽で淫猥だった。  固定する手がない以上、真鍋が自分で出したものは飛び散る小便のごとく顔や髪にも無様に降り注いでいく。 「うおおおおおッ!! 止まんねぇっ! 止まんねぇよっ! お、お前ら、俺に何しやがった……がああああッ!!」 「別に何もしてないですよ。あなたがそれだけ溜めてた証拠。普通に射精するより何倍も気持ち良いでしょう? 良かったですね真鍋さん」  そんな真鍋に、蓮見も内側から刺激しようと激しい律動を送る。  射精に意識が向いていた真鍋は、再び始まった肛虐に、もう声が抑えられなかった。 「お゛ッ! おおっ! ぐぉっ……はおおぉおおっ!」  下半身を打ち付けられるたび、獣みたいな声を喉奥から絞り出す真鍋。  男性ホルモンそのもののような低く響く嬌声だったが、真鍋がこうも喘ぐのは珍しい。  一向に止まらない絶頂に、真鍋は汗まみれで、たぶん生理的だろうが涙目にもなっている。  鷲尾も楽しそうに蓮見と交わる真鍋を見ていた。 「うっ……出る出るっ、このままてめえみてえにたっぷり出してやるからな」  アクメを繰り返し続ける真鍋の肛肉がギュッと締め付け、蠢いて、蓮見の射精も促すことになる。  蓮見は勢いよく腰を振ると、最後にバチンと下腹を打って真鍋の中に精子を注ぎ込んだ。 「……ふう。すっきり出したら催してきたぜ。鷲尾さん、良いですよね?」 「ああ、もちろん。だってこいつ、その為の公衆便所だからな」  蓮見は真鍋に向かって放尿し始めた。  そんな扱いにも慣れた真鍋は、せめて口や目鼻に入らないようにと顔を背けてひたすら小便が終わるのを耐えていた。

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