深いキスをしながら、翔多のバスローブを脱がせてしまうと、浩貴は指先で彼の小さな乳首をもてあそんだ。 「あ……」 　翔多が甘い吐息を漏らすのを心地よく聞きながら、浩貴もバスローブを脱ぎ捨て、彼と素肌を重ねる。 　唇を翔多の耳元から首筋、鎖骨へとすべらせていくと、彼が少しくすぐったげな声を漏らす。そのまま乳首をついばむと、翔多の体がピクンと小さく震え、感じ入った喘ぎ声を零した。 「ん……、浩、貴……」 　浩貴は彼の乳首を舌で舐めまわし、思いきり吸い上げ、歯を立てていつもより強めに噛んだ。 「いたっ……、痛いよ……、浩貴……、そんなに、強く噛んじゃ……」 「痛いけど、気持ちイイんだろ？　翔多。ほら、ココもうこんなになってる……」 　浩貴は、美少女コンテストに出ることを承諾させられた仕返しとばかりに、意地悪な口調で囁きながら、翔多の男の証であるそれを右手の中に包み込み、軽く擦りあげてやった。 「あっ……ん……ん……」 「気持ちイイ……？　翔多」 　舌でねっとりと乳首を舐めながら、翔多のそれを徐々に加速をつけて擦りあげる。 「浩貴っ……、あっ……ああっ……」 「翔多……好きだよ……」 「浩貴……ひろたか……、んっ……」 　うわ言のように浩貴の名前を呼び、喘ぎ声をまき散らす翔多の痴態に、浩貴の雄はギリギリまで固く大きくなっていて……。 　翔多の脚を大きく広げて持ち上げ、ゆっくりと浩貴の雄を挿入していくと、彼が苦痛を訴える。……でもそれは本当に刹那、一瞬のこと。 　浩貴が腰を進めていくと、翔多の表情も声も快感一色に染まっていく。