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2度めの打上げ(3)
何かがハジけて、覚醒してしまった僕は…
縛られて…目隠しされたままの状態で…
ショウヤに向かって静かな口調で言った。
「…どう…されたいの?」
ショウヤは歓喜の笑みを浮かべた。
そして答えた。
「…今カオルさんがされてたみたいに、僕に酷くしてください…」
「きたか…」
サエゾウは、ゆっくり僕のケーブルをほどいた。
割と大音量で、曲が流れていた。
それがまた、僕の変なスイッチを増強した。
僕は自分で、
目隠しされていたバンダナを剥ぎ取った。
そしてショウヤの両手を掴み…
そのバンダナで縛り、頭の上に上げさせた。
「…ああ…あ…」
ショウヤは、薄ら笑みを浮かべながら喘いだ。
「酷くされたいの?」
言いながら僕は
彼の手から落ちたスティックを拾い上げた。
ショウヤは恍惚の表情で言った。
「…はぁ…それで、僕の事も攻めてください…」
僕は彼の言う通りにした。
ニヤッと笑いながら…
片方のスティックで彼の乳首を突き…
もう片方で上半身をスーッと撫でていった。
「はあああっ…ああっ…」
ショウヤは大声を上げて、ビクビクと震えた。
「気持ちいい…あ…ああ…気持ちいいです…」
「なんだよなー、結局はショウヤのおねだりがスイッチなんじゃん…」
向こうに戻ったサエゾウが、
イマイチ納得いかない顔で言った。
「そーね、大音量で曲かけながら、ショウヤにねだらせたらいいんだな」
「学習した」
彼らが何やら話していたが…
黒く覚醒した僕の耳には
そんなものは全く入ってこなかった。
「…はあ、あ…カオルさんのも…欲しいです…」
スティック愛撫で朦朧としてきたショウヤが、
息も絶え絶えに言った。
「…カオルさんので、触って欲しいです…」
僕はスティックをポイっと捨てた。
そして自分のモノを…
ショウヤの乳首に擦りつけた。
「んあっ…あああっ…」
ショウヤはまた、身を捩った。
いつか自分もされたように…
自分のモノと、指で…
彼の両方の乳首を愛撫した。
「はあ…あっ…ああ」
ショウヤはビクビクしながら、顔を歪めた。
「…もう、無理…挿れて…挿れてください…」
僕は、乳首からモノを離すと…
ショウヤの両足をゆっくり開いた。
そして、彼の中に、自分のモノを押し込んだ。
「はあっ…あっ…」
ショウヤはまた、声を上げた。
彼の秘部に気持ちよく包み込まれ…
奥まで到達した僕のモノは、ビクビクと脈を打った。
僕はすぐに、ゆっくり腰を揺らした。
「あっ…あっ…あっ…」
何度も奥へ突くたび、ショウヤから声が漏れた。
「…あっ…ください…カオルさんの…」
「…んっ…あっ…」
僕もほどなく、頂点が垣間見えてきた…
「カオルさんの…愛液で…汚してください…」
「…んんんっ…あっ…」
そんなショウヤの自虐的な台詞にもやられて…
僕は大きく身体を反らせながら…
彼の中に吐精させた。
「あっ…はぁ…あ…」
「ああ…あああ…」
ショウヤは目を閉じて、その感触に酔っていた。
余韻にビクビクしながら僕は…
再び絵に描いたようにいきり勃った、
ショウヤのモノをそっと握った。
「…んあっ…あ…」
それは瞬殺で、吐精した…
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ショウヤは、息を上げ、目を閉じて…
満足そうに微笑みを浮かべていた。
そんな彼を見下ろしているうちに…
また僕のスイッチは、徐々に減衰していった。
「…あーなんか…またすいません…」
ショウヤは静かに目を開けて…
僕をウルウルと見つめた。
「…もう、ものすごく、気持ち良かったです…」
「…」
「今日…頑張って、ホントによかった…」
言いながら彼はまた、笑顔で目を閉じた。
「…」
僕は何となく、またたまらなくなって…
うっかり…その、目を閉じたショウヤの顔に触れた。
彼はビクッとして、目を開けた。
「ショウヤさん…ありがとうございます…」
そう言いながら…
僕はそっと、彼に口付けてしまった…
「…っ!」
ショウヤは、再び目を閉じた。
彼の、その目から…ひとすじの涙が溢れた。
「あー泣かした」
「いいなーショウヤ…」
「俺も泣かされたい…」
「あいつ、ちょっとズルくない?」
何かホントに酷い人みたいな
言われようなんですけど…
僕はゆっくり口を離れた。
ショウヤは、目を開けて…言った。
「…また頑張ったら…ご褒美もらえますか?」
僕は小さく頷いた。
たぶん…スイッチ入ればね…
彼は続けた。
「次は、白いカオルさんを犯りたいです…」
ええええーっ
そーいう事も言うんだ…
ま、いいですけど…
そんならスイッチ関係ないですから。
「俺も頑張ったんだけど…」
向こうでハルトが手を挙げた。
あー
ですよねー
「ハルトは、どうされたいの?」
カイが訊いた。
「…そうだな…」
ハルトは勿体ぶって、ニヤッと笑った。
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