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第66話

(まさか、俺と同じように見ているのか!?) 「ああっ……、もう……っ、イくっ!」  水無月が感極まって大きく仰け反った。その彼の体を素早く窓から引き剥がすと、俺は水無月の花茎を握り締めたままで一緒にベッドの上にダイブした。ぼすんと二人でシーツに横倒しになった途端、 「うぁ、あっ、あぁ……」  握り締めていた水無月の性器がビクビクと震えて、透明な体液とは違う熱い白濁がかなりの勢いで俺の右手から溢れ出た。  う、う、と水無月の下腹が何度か痙攣すると、やがて彼は俺の腕の中で呼吸を調えるように細かく息をし始めた。

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