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第130話

「あっ、ゃあ……っ、大河っ……!」  薄い腹を忙しなく動かして、馨は眉間に皺を寄せて俺が与える刺激に耐えている。赤くしこった右の乳首に軽く歯を立てると、くちゅり、と俺の左手で包んだ馨の花茎の先から透明な蜜が溢れだした。  俺の唾液で光る乳首から、つぅ、と白い肌に舌を這わせて線を描いていく。胸から脇腹を通り、扱く度にぷつぷつと蜜を生み出している性器を飾る艶やかな茂みに鼻先を埋めると、馨の淫靡な香りが立ち込めて俺の我慢の限界を超えそうになった。 「だめ……、そこっ、あぁ……イくっ」  右手の指はすでに馨の小さな後孔から体内へと入り、喘ぐ度に締め付ける滑った内壁のある部分を目指して進んでいた。

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