「オレのが細いとか貶(けな)しやがった“お仕置き”、ね？」 　んふふっと笑うオレに、玩具に目を止めた雪野は何をされるかを察し、慌て始める。 「え、…ちょ……」 　雪野の両の脛を掴み、身体を折り曲げさせる。 　身体が柔らかい雪野の両膝を、顔の真横に押さえつけた。 　浦田では、こうはいかない。 　俺を咥え込む雪野の孔が、天井を向く。 　教壇に登り、真上から腰を突き落とし、奥まで押し込んだ。 「……まっ…や、ぁっ…、あ、ひぁンっ……」 　下に引っ張られる孔と、上に押し上げられる身体に、緩い孔とペニスの間に、微かな空間が生まれる。 　覗く赤い襞を虐めるように、微かな隙間に、ディルドを捩じ込んだ。 　きゅうっと締めつけた孔が、雪野の息遣いに引き摺られるように、瞬間的に緩んだ。 「ぁ、ぁ……２本もぉ…」 　前立腺を押し上げるように挿し込んだ玩具で、ごりごりと中を抉るように擦ってやれば、雪野の孔は再びオレのペニスをきゅんきゅんと締めつけてくる。 「ん？」 　玩具で前立腺を押さえつけたままに、ずるっと引き抜いたペニスを３分の２ほど押し込んだ位置で固定する。 「ゃ、だぁ…ひらい、ちゃうぅ………っ、もっと、……ゆ、く…なっ、ぁ、…あんっ」 　いやいやと頭を振るいながらも、満遍なく擦られる内襞は、雪野の理性を食い散らかしていく。 　ぎゅぅっと締めてくる孔に、オレのペニスが、どくんと呻く。 「ぁ、……ぁあ…、は、ん……ぁ…」 　限界まで押し開かれた孔に感じ入った雪野は、だらしなく足を広げて腰を振るい始めた。 「こんなに、股おっ開いて……恥ずかしくねぇの？」 　雪野の内腿を、ぱしりと叩(はた)いた。 　それでも、雪野の腰は止まらない。 「ぁ、ん……ゃ、………きもちぃ、の……ぁ…」 　瞳の奥でチカチカと弾ける快楽に、酔いしれ、顔を蕩けさせながら雪野は快楽を貪る。 　もう既に、雪野の意識に、オレの言葉など届いちゃいない。 　独りで気持ちよく昂っていく雪野に、根本の物足りなさを感じる。 　メインはオレのペニスであって、玩具じゃない。 　だが、雪野は玩具で前立腺を刺激するコトに夢中になり、腰を揺らす。