19 / 28

第19話 堪らない背徳感

 最後の一押しとばかりに、ぬるぬるの孔に、ペニスを突き入れる。  下着に圧迫されたままに、ビクビクと震えた浦田のペニスから、どぷどぷと溜め込まれた精液が溢れる。  吐き出された粘液が下着の染みを、みるみるうちに広げていく。  ぐっちょりと濡れた下着を摘まみ、くつくつと笑ってやる。 「大人になって漏らすって、どんな気分?」  にやっと笑い、首を捻って見せるオレに、浦田は瞳を逸らせ身体を震わせる。  実際には、オシッコを漏らした訳じゃない。  どちらかといえば、夢精あとの下着の感触に近い。  それでも、言葉で煽られた羞恥は、浦田に堪らない背徳感を植えつける。  浦田の肌が粟立ち、鳥肌がぽつぽつと浮かぶ。  ぐちゃぐちゃに濡れた下着の上から、萎えたペニスを掴んだ。  やわやわと揉みしだくオレに、浦田の瞳から涙が零れた。 「ぁ、だ、めぇ……ィッ、たのぉ………ゃ、だ…っぁ…ンッ…」  ぐずぐずと泣く浦田に、ぞわぞわとした興奮が胸を煽る。 「弄られたくないなら、締めてよ?」  ぐちょぐちょに汚れた下着越しにペニスを弄る。  浦田にしてみれば、擽ったいだけの感覚だろう。  ぞわぞわとした気持ち悪さが、浦田の背を撫で上げていく。  身体を(ねじ)った浦田は、教卓の端を掴み、そこから降りようとする。  逃げられた身体に、ぬるぬるにぬかるんだ孔は、簡単にオレのペニスを手放した。 「抜けちゃったじゃん……」  詰まらなそうに漏らすオレの声に、浦田は瞳を向けようともしない。  擽ったさに悲鳴を上げた浦田は、腰ほどの高さの教卓から落ちるコトも覚悟の上で、逃げを打つ。 「おっ…と」  顔から落ちそうになる浦田の身体を、慌て抱き止める。  それでも逃げようと浦田は、腰を横へとスライドさせ、なんとか教卓を降りた。  降りたというよりは、落ちたという方が正解かもしれない。  バカになっている足腰に、浦田はその場に崩れ落ちた。  立ち上がれないなりに、浦田は這ってでも逃げようとする。  じりじりと這うように扉へと向かう浦田の無駄な足掻きに、ふっと鼻で笑った。 「こら。勝手に終わらせて、逃げちゃダメでしょ?」  後ろから浦田の身体を抱き締め、前へと回した手で、濡れた下着越しの柔らかいペニスを、ねちょねちょと揉む。 「ゃ……む、り……」  ぞわっとする寒気に、浦田は必死にオレの手から逃れようと身体をくねらせる。

ともだちにシェアしよう!