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第四章・6
「客の監視は少し厳しく、と言っておこう」
「はぁ、あぁ。んぁ、んッ、あぁ!」
「今後、君の身体には痕の残らないように手配する」
「う、ぅんっ。はぁ、はぁ、あぁあ!」
「どうした、遥。返事が無いな」
「っく。んぁあん!」
(逆に、何で葛城さんはそんなにクールなの!?)
すっかり挿れられ、揺さぶられ、遥は身もだえている。
淡々と腰を動かす了は、冷静そのものだ。
「か、葛城さん……ッ」
「何だ」
「僕、魅力ないですか?」
「なぜ、そんなことを?」
「葛城さん、あんまり感じてなさそうだから……ッ」
ああ、まただ。
私だけ、この子に置いて行かれている。
「そんなことは、無いぞ」
現に遥の体内の了は膨れ上がり、彼の白い腹を突き破る勢いなのだから。
「あぁ、僕もうダメ。また、イッちゃうぅ!」
ナカを抉られるだけでなく、遥はそのペニスも了の腹で擦られていた。
二ヶ所責めで、もう何度も果てていた。
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