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第七章 困ったお客様
深夜、遥はビルの地下三階で、ゴールド会員にその身体を弄ばれていた。
「あぁ、う。くぅッ、んんぅ!」
「ずいぶん感じるようになったな。せっせと通って開発した甲斐があった」
「あ、ありがとう、ございますぅうッ!」
「可愛いよ、遥。さぁ、これからどうして欲しい?」
「僕の、奥まで。あ! はぁ、あぁ、んんぁ!」
遥の言葉に、会員の遠山(とおやま)は太くて長いバイブをさらに奥まで進ませた。
「ひぃ、あぁ! ヤぁ、ああ!」
遠山はバイブの振動をマックスに設定し、遥の体内を掻きまわした。
「や、止め……ッ! 僕、もう、もう、ダメぇえ!」
何度でもイかされ、しまいにはぐったりとしてしまう、遥だ。
そこで、遠山は初めて彼に挿入する。
「う、うぅ。はぁ、はぁ、うぁあ……」
「すっかりナカもほぐれて、具合がいい。お前は最高の商品だよ、遥」
「ありが、とう、ございます……」
涙と唾液を流し、遥は成すすべもない。
ただ、遠山に犯されるだけだった。
脱力し、揺す振られるだけだった。
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