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第31話

「あ...あ、沢村さん....!」 僕の部屋で自然と僕と沢村さんは服を脱ぎ捨て、セックスする運びになった。 僕の腰を持ち、沢村さんが腰を打ち付ける。 やっぱりセックスは気持ちいい...! それに、先生と喧嘩して、モヤモヤしていた気持ちも快楽が忘れさせてくれた。 まさか、当時、スーツ姿しか知らなかった沢村さんとこんな事しているなんて...その事実にも興奮してしまう僕がいる。 「祐希...!気持ちいいよ」 「ぼ、僕も...!僕も凄くいい...あん!」 最奥をガンガン、突かれ、僕は四つん這いで片手は勃起を握り、仰け反った。 器用に繋がったまま、沢村さんは僕を仰向けにし、正常位。 「あ、あ、いい...!」 「祐希と出来るなんて...夢みたいだ、祐希...」 恥ずかしいくらいに脚を掲げられ、掘られる僕。 「お尻、気持ちいい...」 快楽に溺れ、よがる僕の項に沢村さんが口付けた。 重なる裸体の感触...。 「興奮しちゃう...」 「俺もだよ、祐希...」 「あ、あ、あっ」 リズミカルなピストンに声が止まらない。 「可愛いよ、祐希、もうイキそうだ...」 「僕、僕もイク...!」 沢村さんに掘られながら、僕は扱いてイキ、沢村さんも僕のアナルで扱いて、中出し。 一戦を越えた僕と沢村さんは暫し、荒いだ息を互いに整えていたが、隣にパタン、と、沢村さんが仰向けに寝そべった。 体を捻り、沢村さんを見ると、瞼を閉じ、喉元を仰ぎ、未だ、呼吸を整ええていた。 「良かった?祐希」 照れながら頷くと、 「真っ赤。可愛いよ、祐希」 抱き寄せられ、唇にキスをされ、舌が捩じ込まれ、深いキスをして、そして、沢村さんの胸の中で眠った。 なんだか長い一日だった。

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